昼でもほとんど気温が上がらずチルド冷蔵室のような空気の中で早朝から今年初めての苦行をこなし、慌しく荷造りをして上京しました。
身体が寒さで縮こまっている方が苦行には好影響があるようです。(笑)
夜の便で着いて、23時過ぎに羽田空港からリムジンバスに乗りました。
オヤジが乗ったのは乗車時間が30分足らずに近距離の路線でしたが、空港を出発してシートベルト着用のアナウンスもありました。
それでも中ほどの座席に座ったオヤジの視界からシートベルトを着用したように見えた人は皆無でした。
折しも先週の事故から大型バスに関わるニュースが毎日流されています。
ベルトをしていた、してなかったでどうだということではなく、自分の身を自分で守るために自分でできる努力はしなければならないと改めて感じました。
それにしても乗用車だと当たり前のように着用するシートベルトをバスに乗ると多くの人が必ずしも着用しないのは何故でしょう?
オヤジとて、法律的に言われるまで着用していなかったクチで偉そうに指摘できる立場ではありませんけど。
😔
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<バス事故 死者が最も多い席は「前方左側」で全犠牲者の38%>
ヤフーニュース NEWS ポストセブン配信 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/ 2016年1月21日
バス事故の際は座席によって危険度が異なる
長野県軽井沢町で起きたスキーツアーバスの転落事故は、運転手2名を含む15人の死者を出し、過去30年間のバス事故で最悪のものとなった。
今回の事故の犠牲者のうち、2人の運転手を除く12人(※1名は締め切り時点で不明)が座っていた座席が明らかになっている。バスは運転手側の右側に2列、左側に2列の計4列シートで、犠牲者のうち右側には5人、左側には7人が座っていた。右側面から倒れたのにもかかわらず、左側の座席に死者が多かった。女性セブンが過去20年のバス事故を分析したところ、ある“偏り”が浮かび上がってきた。
座席を「前方左側」「前方右側」「中央左側」「中央右側」「後方」の5つに分けたとき、死者が最も多かったのは「前方左側」だった。全犠牲者のうち38%がこの位置に座っていた。次が「後方」の17%で、「前方右側」と「中央左側」が8%、最も少ないのが「中央右側」の4%となっている。「前方左側」に死者が集中する理由について、中日本自動車短大元教授の大脇澄男氏が解説する。
「いざというとき、運転手は本能的に自分の身を守ろうとして運転席の逆側、つまり助手席側(左側)を衝突させるからです。左側の最前列には、投げ出された体を止める構造物がないので、フロントガラスを突き破って車外に飛び出してしまうこともある」
一方、「後方」の危険度が2番目に高いのは、衝突が見えず、ぶつかる直前まで無防備な人が多いからだという。
「衝撃で投げ出され、前の乗客や壁、窓などに強烈に叩きつけられるケースが多いのです」(大脇氏)
では、安全なのはどの席なのか。
「ケースバイケースなのですが、まずは運転手の真後ろです。先ほど述べた通り、運転手が身を守ろうとしますからね。それ以外では、タイヤの真上がいいでしょう。振動が大きく、足元の窮屈さが気になりますが、強度面でいえば、タイヤの上というのは最も頑丈なのです。窓側か通路側かでいえば、通路側の方がベター。バスは構造上、前後より左右からの衝撃に弱いので、万一の時、窓側は危ない。右側の通路側であればなおよい」(大脇氏)
ただし、座席を問わずに欠かせないのがシートベルト。衝突時の衝撃で窓の外に投げ出されるケースは非常に多いのだという。今回の事故でも、乗客のほとんどはシートベルトをしておらず、車外に投げ出された者も多数いたという。
事故はいつどこで起きるか誰にもわからない。座る場所のリスクを知っておくことが、わずかでも生存の可能性を上げることにつながるはずだ。
※女性セブン2016年2月4日号
身体が寒さで縮こまっている方が苦行には好影響があるようです。(笑)
夜の便で着いて、23時過ぎに羽田空港からリムジンバスに乗りました。
オヤジが乗ったのは乗車時間が30分足らずに近距離の路線でしたが、空港を出発してシートベルト着用のアナウンスもありました。
それでも中ほどの座席に座ったオヤジの視界からシートベルトを着用したように見えた人は皆無でした。
折しも先週の事故から大型バスに関わるニュースが毎日流されています。
ベルトをしていた、してなかったでどうだということではなく、自分の身を自分で守るために自分でできる努力はしなければならないと改めて感じました。
それにしても乗用車だと当たり前のように着用するシートベルトをバスに乗ると多くの人が必ずしも着用しないのは何故でしょう?
オヤジとて、法律的に言われるまで着用していなかったクチで偉そうに指摘できる立場ではありませんけど。
😔
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<バス事故 死者が最も多い席は「前方左側」で全犠牲者の38%>
ヤフーニュース NEWS ポストセブン配信 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/ 2016年1月21日
バス事故の際は座席によって危険度が異なる
長野県軽井沢町で起きたスキーツアーバスの転落事故は、運転手2名を含む15人の死者を出し、過去30年間のバス事故で最悪のものとなった。
今回の事故の犠牲者のうち、2人の運転手を除く12人(※1名は締め切り時点で不明)が座っていた座席が明らかになっている。バスは運転手側の右側に2列、左側に2列の計4列シートで、犠牲者のうち右側には5人、左側には7人が座っていた。右側面から倒れたのにもかかわらず、左側の座席に死者が多かった。女性セブンが過去20年のバス事故を分析したところ、ある“偏り”が浮かび上がってきた。
座席を「前方左側」「前方右側」「中央左側」「中央右側」「後方」の5つに分けたとき、死者が最も多かったのは「前方左側」だった。全犠牲者のうち38%がこの位置に座っていた。次が「後方」の17%で、「前方右側」と「中央左側」が8%、最も少ないのが「中央右側」の4%となっている。「前方左側」に死者が集中する理由について、中日本自動車短大元教授の大脇澄男氏が解説する。
「いざというとき、運転手は本能的に自分の身を守ろうとして運転席の逆側、つまり助手席側(左側)を衝突させるからです。左側の最前列には、投げ出された体を止める構造物がないので、フロントガラスを突き破って車外に飛び出してしまうこともある」
一方、「後方」の危険度が2番目に高いのは、衝突が見えず、ぶつかる直前まで無防備な人が多いからだという。
「衝撃で投げ出され、前の乗客や壁、窓などに強烈に叩きつけられるケースが多いのです」(大脇氏)
では、安全なのはどの席なのか。
「ケースバイケースなのですが、まずは運転手の真後ろです。先ほど述べた通り、運転手が身を守ろうとしますからね。それ以外では、タイヤの真上がいいでしょう。振動が大きく、足元の窮屈さが気になりますが、強度面でいえば、タイヤの上というのは最も頑丈なのです。窓側か通路側かでいえば、通路側の方がベター。バスは構造上、前後より左右からの衝撃に弱いので、万一の時、窓側は危ない。右側の通路側であればなおよい」(大脇氏)
ただし、座席を問わずに欠かせないのがシートベルト。衝突時の衝撃で窓の外に投げ出されるケースは非常に多いのだという。今回の事故でも、乗客のほとんどはシートベルトをしておらず、車外に投げ出された者も多数いたという。
事故はいつどこで起きるか誰にもわからない。座る場所のリスクを知っておくことが、わずかでも生存の可能性を上げることにつながるはずだ。
※女性セブン2016年2月4日号