オヤジには、2020年東京オリンピックのそもそものコンセプトは「コンパクト」だったような記憶があるのですが。。。
コンパクトとは、全ての競技施設が選手村から半径数キロの近距離であって、アスリートの負担が少ないことではなかったでしょうか。
オヤジの記憶が間違いなければ、バッハ会長の言う原則論はそのとおりだと思います。
最終プレゼンは「おもてなし」で開催地を勝ち取りましたが、開催が現実となってから様々な思惑が噴出して「おもてなし」だからこそ「裏がある」ほどに魑魅魍魎としてきました。
勿論、余計な費用をかけてもらっては困りますが、世論もその時々の感情に流されるのではなく、何故IOCから東京に託されたのか「そもそも」を常に意識して反応する必要があると思います。

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<【東京五輪】混乱収拾乗り出すIOC・バッハ会長 小池百合子都知事の「復興五輪」に「原則論」で切り返し>
産経新聞配信 http://www.sankei.com/ 2016年10月18日
東京都の小池百合子知事と行った18日の会談で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東京都、大会組織委員会、国、IOCによる4者協議を提案した背景には、会場計画見直しをめぐる混乱を収拾したいとの思いがあるとみられる。コスト削減を踏まえた持続可能な五輪開催を目指すことで意見が一致する一方で、小池氏が掲げる「復興五輪」にバッハ会長はアスリートファーストなどの「原則論」を展開。双方の見解の相違も浮き彫りになった。
◇「モッタイナイ」
会談は当初冒頭のみの公開だったが、小池氏の直前の申し入れで急遽(きゅうきょ)、全面公開に変更された。
会談で先に動いたのはバッハ会長。コスト削減への思いを披露する際に日本語で「モッタイナイ」と発言。折に触れ、この表現を用いてきた小池氏のお株を奪った。
続けて、バッハ会長が4者協議の設置を提案。小池氏が「情報公開を徹底した形で開催できれば来月にも(第1回の)会議を開きたい」と日程を決めにかかるが、バッハ会長は「われわれは今月でも開始できる」と切り返す場面も。
バッハ会長は「都の報告書が準備万全整ってはいないと伺っている。十分に時間を取って調査を充実させてほしい」とも付け加え、都が進める見直し作業への理解も示した。
◇世界の祭典に責任
バッハ会長は会談で、コスト削減を目標にIOCが策定した「五輪アジェンダ2020」を主導した自負を繰り返しのぞかせた。
「知事とわれわれは同じ船に乗っている」と語りかけると、小池氏も「五輪という世界の祭典がこれからも続くこと、その責任を東京が負っている」と応えた。
ただ、ボート・カヌー会場を「海の森水上競技場」から「長沼ボート場」(宮城県登米市)に変更することを検討している小池氏は、見直しのポイントとして「復興五輪」を強調。これに対し、バッハ会長は「(アスリートファーストの)原則を守ることで(都と)一緒に予算を見直したい」と述べるにとどめた。
◇「世論」にもクギ
また、小池氏が「(世論調査によっては)80%の支持を受けている」と見直しに前向きな姿勢を見せると、バッハ会長は「成功はそれぞれの関係組織が一緒になって初めて獲得できる」とクギを刺した。
バッハ会長の提案に「長沼」を抱える宮城県の村井嘉浩知事は前向きだ。村井氏はこの日の会談を受けて、「大きな前進だ。関係者が一堂に会して議論をすれば、その場で結論が出やすくなる」と評価した。
コンパクトとは、全ての競技施設が選手村から半径数キロの近距離であって、アスリートの負担が少ないことではなかったでしょうか。
オヤジの記憶が間違いなければ、バッハ会長の言う原則論はそのとおりだと思います。
最終プレゼンは「おもてなし」で開催地を勝ち取りましたが、開催が現実となってから様々な思惑が噴出して「おもてなし」だからこそ「裏がある」ほどに魑魅魍魎としてきました。
勿論、余計な費用をかけてもらっては困りますが、世論もその時々の感情に流されるのではなく、何故IOCから東京に託されたのか「そもそも」を常に意識して反応する必要があると思います。

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<【東京五輪】混乱収拾乗り出すIOC・バッハ会長 小池百合子都知事の「復興五輪」に「原則論」で切り返し>
産経新聞配信 http://www.sankei.com/ 2016年10月18日
東京都の小池百合子知事と行った18日の会談で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東京都、大会組織委員会、国、IOCによる4者協議を提案した背景には、会場計画見直しをめぐる混乱を収拾したいとの思いがあるとみられる。コスト削減を踏まえた持続可能な五輪開催を目指すことで意見が一致する一方で、小池氏が掲げる「復興五輪」にバッハ会長はアスリートファーストなどの「原則論」を展開。双方の見解の相違も浮き彫りになった。
◇「モッタイナイ」
会談は当初冒頭のみの公開だったが、小池氏の直前の申し入れで急遽(きゅうきょ)、全面公開に変更された。
会談で先に動いたのはバッハ会長。コスト削減への思いを披露する際に日本語で「モッタイナイ」と発言。折に触れ、この表現を用いてきた小池氏のお株を奪った。
続けて、バッハ会長が4者協議の設置を提案。小池氏が「情報公開を徹底した形で開催できれば来月にも(第1回の)会議を開きたい」と日程を決めにかかるが、バッハ会長は「われわれは今月でも開始できる」と切り返す場面も。
バッハ会長は「都の報告書が準備万全整ってはいないと伺っている。十分に時間を取って調査を充実させてほしい」とも付け加え、都が進める見直し作業への理解も示した。
◇世界の祭典に責任
バッハ会長は会談で、コスト削減を目標にIOCが策定した「五輪アジェンダ2020」を主導した自負を繰り返しのぞかせた。
「知事とわれわれは同じ船に乗っている」と語りかけると、小池氏も「五輪という世界の祭典がこれからも続くこと、その責任を東京が負っている」と応えた。
ただ、ボート・カヌー会場を「海の森水上競技場」から「長沼ボート場」(宮城県登米市)に変更することを検討している小池氏は、見直しのポイントとして「復興五輪」を強調。これに対し、バッハ会長は「(アスリートファーストの)原則を守ることで(都と)一緒に予算を見直したい」と述べるにとどめた。
◇「世論」にもクギ
また、小池氏が「(世論調査によっては)80%の支持を受けている」と見直しに前向きな姿勢を見せると、バッハ会長は「成功はそれぞれの関係組織が一緒になって初めて獲得できる」とクギを刺した。
バッハ会長の提案に「長沼」を抱える宮城県の村井嘉浩知事は前向きだ。村井氏はこの日の会談を受けて、「大きな前進だ。関係者が一堂に会して議論をすれば、その場で結論が出やすくなる」と評価した。