代金回収率８割の異常

川崎市で起こった殺傷事件で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。合掌。
また怪我をされた方々の一日も早い回復を祈ってお見舞い申し上げます。

出社直後に飛び込んできたニュースは極めてショッキングでした。
でもそんなことが決して珍しいと思えない世の中にショックでした。

そんな時にこんな記事。（ヤフーニュース配信共同通信2019年5月28日付「受信料支払率、初の8割超　NHK、全都道府県で増」）

ＮＨＫは受信料徴収部隊を「営業」と呼んでいます。
受信料徴収はいわば代金回収です。

代金回収率８割。
普通の会社ならとっくに潰れてます。

サービスを提供しているにも関わらず２割の人がサービスの対価である代金を支払っていないとなると、普通の会社なら提供しているサービス、あるいは代金設定に問題があると考えます。

そして支払っていない２割の人が結果的に無料でサービスを享受していることを許容しているのなら、お客様に対する不公平な扱いを容認しているとんでもない会社と言えます。

さらに、普通の会社なら代金回収率初の８割超えなんて本来は恥ずべき内容です。

それが改善しているとばかりにニュースになることがその会社にとっても報道する側にとっても「異常」です。
冒頭の川崎市の事件と比較するようなことではありませんが、どちらも「異常」です。

受信料制度に対する自論はあります。でもここでは制度自体の議論をするつもりはありません。
決められたことであればまず支払います。
支払った上で文句を言います。「普通」ではありません。異常です。不満です。

オヤジにはこの不買の徹底は正直難しい。それだけにムカツク・・・。