誰が悪いのか？ではなく何が問題なのか？

（ヤフーニュース配信TBS NEWS DIG2023年6月14日付「【速報】岐阜市・陸自射撃場で自動小銃発射　25歳と52歳の自衛隊員が死亡　“18歳の自衛官候補生”の男を殺人未遂容疑で逮捕」）
自衛隊の重要性が改めて認識されている中での事件に驚きました。
その後、逮捕された自衛官候補生は撃った相手に対して殺意があったと自供しているそうです。
（ヤフーニュース配信産経新聞2023年6月14日付「『殺意あった』趣旨の供述 小銃発射で3人死傷、逮捕の陸自候補生」）
いずれも候補生の教育担当だったとのこと。
教育を当事者は虐めと捉えたのでしょうか。
これから事実が明らかになってくるとは思いますが、なんとも・・・
亡くなられた方のご冥福をお祈りして。合掌。


こちらは牛に対して暴力をふるう動画を自らが投稿していたという事実に驚きました。
（ヤフーニュース配信BSS山陰放送2023年6月14日付「牛の顔を蹴る動画、SNS拡散で物議　普段から動画撮影…先輩から『そんなもの仕事中に撮るな』と注意」）
こういう動画を公にしたら何が起こるのか、外食でのこれまでの事件からもとんでもないことになるのは容易に予想がつくこと。
それでも本人が堂々と投稿しているところはオヤジの理解を超えています。
牛たちは人間の言葉は話せませんが、賢い動物です。
その信頼を人間が取り戻すのは容易なことではないと思います。


昨日のブログ記事で今日オヤジの周囲で話題になった「悪者探し」。
誰が悪い？という追及は、誰が悪かったと特定してその人がケシカランと懲らしめることが目的になりがちです。
果たして懲らしめて一件落着でしょうか？
そこには下手をすると禍根が残り、それが新たな事件を生み出しかねません。
必要なのは悪いと言われた「誰」さんがそのような行動をしたのは何故なのか、そこにどのような問題があるのかです。
偉そうに言っても、言うは易し行うは難し。
百も承知していますが、改めて拘るべき視点だと感じました。