(ヤフーニュース配信共同通信2023年6月7日付「安保理選挙ベラルーシ敗北 韓国など非常任理事国に」)
非常任理事国の選出であれば、こうやって国際世論によってならず者の排除が可能ですが、第二次世界大戦の戦勝国特権としての常任理事国5か国枠はそもそも不動であり、それに付随する拒否権が国連安保理を事実上機能不全にしています。
さらには始末が悪いことにロシアと中国は第2次世界大戦を戦った当時とは全く別物の国家でありながら特権が既得権益として継承されてしまっています。
そこで政権を担う権力者がならず者の如き振る舞いをして、世界全体ではなく自らの利益のために特権を使いまくっている・・・
ここに国際連合の残念な矛盾があります。
かつての国際連盟(League of Nations)は全会一致主義が足かせになりました。
国際連合(United Nations)は国際連盟の轍を踏まないために多数決主義をとりましたが、時代を背景に第二次世界大戦の戦勝国側に特権を与えました。
あれからまもなく80年。
世界情勢も変わり、今やその特権が国際連合の足かせになりました。
持てるものは手放そうとはせず、持たないものも新たな枠組みを作るだけのパワーはない。
国際的連合体の機能不全が歴史は繰り返すものと仮定すると、第三次世界大戦の端緒になりかねません。
さてさて、どうしたものでしょうか・・・
非常任理事国の選出であれば、こうやって国際世論によってならず者の排除が可能ですが、第二次世界大戦の戦勝国特権としての常任理事国5か国枠はそもそも不動であり、それに付随する拒否権が国連安保理を事実上機能不全にしています。
さらには始末が悪いことにロシアと中国は第2次世界大戦を戦った当時とは全く別物の国家でありながら特権が既得権益として継承されてしまっています。
そこで政権を担う権力者がならず者の如き振る舞いをして、世界全体ではなく自らの利益のために特権を使いまくっている・・・
ここに国際連合の残念な矛盾があります。
かつての国際連盟(League of Nations)は全会一致主義が足かせになりました。
国際連合(United Nations)は国際連盟の轍を踏まないために多数決主義をとりましたが、時代を背景に第二次世界大戦の戦勝国側に特権を与えました。
あれからまもなく80年。
世界情勢も変わり、今やその特権が国際連合の足かせになりました。
持てるものは手放そうとはせず、持たないものも新たな枠組みを作るだけのパワーはない。
国際的連合体の機能不全が歴史は繰り返すものと仮定すると、第三次世界大戦の端緒になりかねません。
さてさて、どうしたものでしょうか・・・
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