置き場所間違いで済む問題か？？？

人はミスをするものです。
だからこそミスを減らすために様々な知恵と努力が積み重ねられてきました。
それでも人はミスをしてしまうのです。
とはいえ・・・

（ヤフーニュース配信テレビユー福島2024年8月22日付「パイプを『置く場所』誤り…燃料デブリ試験的取り出し中断『初歩的なミス』福島県が苦言　福島第一原発2号機　東京電力」）
たまたまラジオのニュースを聞いていて、「順番を間違えた」ため作業中断という報に耳を疑いました。

デブリの取り出しは一連の廃炉作業の中で最も難しい作業の一つだそうです。
それだけに作業自体が難しくてうまくいかなかったというのならまだしも「順番を間違えた」となると、難しい難しくない以前の問題であり、その点では「初歩的なミス」以上に真剣に取り組んでいれば「起こり得ないミス」だったのではと感じました。

今日のために当然の如く幾多のシミュレーションを重ねたのではないのでしょうか。
記事にあるようなパイプの置き場所誤りは事前シミュレーション等よって防げるレベルなのではとシロトオヤジとしては訝しくなります。
「順番間違い」という中断理由に、これからの廃炉作業に不安を感じる人は少なくないと思います。