気付かれないアラーム

（ヤフーニュース配信UTYテレビ山梨2024年12月25日付「【速報】30代の入院患者が死亡する医療事故　呼吸器マスクが外れる　約90分間アラームに気付かず　山梨・富士吉田市立病院」）
恐らくテレビでのニュースを原稿に起こしたものでしょう。
放送ですから時間に限りがあるのは判ります。
それでも、だからこそ何を伝えるのかが明確でなければなりません。

この事故については、アラームが何故90分間も気付かれなかったか？に尽きます。
90分間警報を発し続けても誰にも気付かれないアラームは「アラーム」とは言えません。

報道内容を見る限り、事実はそれなりに羅列されてますが、何故90分間アラームに気付かなかったのかに全く触れてません。
マスコミを通じて我々が最も知りたいのはそこ、そして問題の本質はそこにあると思うんですが・・・


最近、この手のストレスを感じることが多くあります。
そしてそのストレスを汲んでくれるのがネットメディアやSNSだと感じます。
ニュースの真偽が議論になりがちですが、既存メディアも同様。
そこを受け手が冷静に取捨選択すればいいことでは・・・
でも何か違うようにも感じます。

さて、今日はクリスマスです。
いつもはCDで讃美歌やクリスマスソングを聞いたりしていたのですが、昨日触れたように今年はコレです。
無理やりのこじつけかもしれませんが、「気付かれないアラーム」と「遥かなるクリスマス」って、なんとなく通じているような気がします。
メリー・クリスマス！


遙かなるクリスマス（MV）／さだまさし