データを素直に読みたくない・・・

オヤジがいつも参考にさせていただいている同い年のアナリストが宗旨替えを宣言しました。
アメリカ大統領選挙についてです。
これまでは「どちらが勝つか分からない」としていたものを「データを素直に読めば、トランプさんの勝ちになります」とされました。

トランプさんが大統領に返り咲くことが本当にアメリカのため、ひいては世界のために良い方向になるのかオヤジは首をひねります。
何しろ民主主義の盟主を自負しているはずのアメリカで、選挙に基づくとはいえ選ばれたからにはオレが正義とばかりに議会が反対すれば大統領令を多発し、再選を阻まれた前回の大統領選挙結果は不正だと議会襲撃を扇動するような輩ですから。
これって中露の独裁者とどれだけ違いがあるのでしょうか。

それでもアメリカ国民の相当数が、強かった時代のアメリカに戻りたい、戻れると信じて縋ろうとしています。
日本しか知らないオヤジからは、アメリカは開かれた国、グローバリズムのけん引役、民主主義の盟主と映っていますが、どうも民意の実態は日本と大して変わらないのかもしれません。

データが素直に反映されないことを祈りたいというのが、現時点でのオヤジのホンネです。