小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

京都の紅葉、関東の紅葉11、特別編(京都の紅葉案内その1)

2010-11-12 23:36:04 | 旅行
特別編その1<京都の紅葉を訪ねようという方にちょっとアドバイス>

今年の京都の紅葉レポートは12月中旬になりそうです。それまで短い特別編を組んでみました。
1500年に近い、長い、長い京都と自然のつながりがあるのです。京都を入り口に自然の中に入り込んでみたい人の為に書きます。
11月下旬になると京都は紅葉を見に多くの旅人が集まってきて、京都は異様な興奮状態になります。これはとても京都ではありません。まず、京都の紅葉は12月を過ぎてから、なるべく遅く行くこと。決してみんなが行く11月下旬は行ってはいけません。紅葉はハラハラ、モミジ吹雪くらいの時をねらって、待って、待って、 やっと行くのです。
どうしても、待ちきれない人にとっても、京都の紅葉はちょっとした工夫で、なんとか素敵な紅葉が味わえます。

(掲載する写真は、いままでに登場した写真、あるいはこれから京都の道シリーズで登場する写真を使っています。どこかで登場しますので、またつかっているといわないでください。東京に帰れば、違う写真もいっぱいあるのですが、今は京都で書いているので、手持ちの写真がこれしかないのです。今回は特別編ですからご勘弁を。)

  推薦コースの一番は

1) 御苑
散歩は、朝日の中を、午前中には終了しましょう。昼が近くなると、観光バスがいっぱいやってきます。それでも、南側は比較的すいています。玉砂利の上を長くヒールのある靴であるくと、靴がこわれます。ラフなかっこうで、どんどん森の中に入り込みましょう。御苑のキーワードは朝日です。光のなかのモミジをさがします。11月中旬に御所が公開されますが、この時は紅葉にちょっと早い状態です。どうしても、漫然と歩くのが物足りない人には、南西側にある、拾翠亭(シュウスイテイ)をたずねるといいですよ。但し、土曜のみのオープンです。仙洞御所に入れるとベストですが、はがきで事前に申し込む必要があります。





巨大な銀杏の木が、ぐいぐいとものすごい力で自然の中に私たちを引き込みます。以前、ブログにこの銀杏の写真を載せたら、<まるで生きているようですね>というコメントをいただきました。木ですから当然生きています。でもこのコメントの通りです、他に言いようがない。
ここもお昼になると、子供たちの遊び場になるので、写真をとるなら、朝早い方がいい。どこにあるかって、それは自分でぐるぐるあるいて探しましょう。あ!こんなところに、こんなのものがあると発見するのが御苑の楽しみなのです。







もう一つ、紅葉は下から、上に見るものです。そこに、光とモミジがあります。



モミジの色は赤ばかりではありません。いろいろな色のまじりあいが魅力的なのです。





落ちたモミジの葉っぱが魅力的なことは皆さんもご存じです。いっぱい拾っているおばさんがいます。きっと色々な手芸に使うのでしょう。御苑はモミジを拾うに一番いいところかもしれません。

11月中旬の御所の公開の時でもこれから3つの写真くらいの紅葉を見つけることができるでしょう。もし、御所に行ったことが無いという方は、一度は足を運ぶことをお勧めします。後程、ブログで詳しく紹介するつもりですが、ここがまぎれもなく、一つの日本の原点です。今でも天皇の自宅は御所なのです。


<御所>


<御所>


<御所>


コメント
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