俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

めはじき

2012-08-14 | 俳句・秋・植物


めはじきやむかしにおほきこひのうた

シソ科の二年草。本州以南の山野や道端などに自生。七~九月頃、葉腋に淡紅色の小唇形花を多数段状につける。子供がこの茎を短く切り、上下の瞼のつっかい棒にする遊びからこの名がついたという。乾燥させたものを「益母草(やくもそう)」と呼び、産前産後の薬に用いる。万葉集をはじめ日本の詩歌には恋の歌が多い。めはじきの小さな花を見て、なぜかそのことを思った。

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めはじきに雲の流れの日差しかな


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