俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

千屈菜(みそはぎ)

2012-08-09 | 俳句・秋・植物


千屈菜の大きく揺るる池の端

ミソハギ科の多年草。山野の湿地や田の畔などに自生。八~十月頃、葉腋ごとに紅紫色の六弁花を三~五個ずつつけ、長い穂状となる。盆花として精霊棚に水をかけて使うことから「禊萩(みそぎはぎ)」が転じてミソハギになったとの説がある。聖霊花(しょうりょうばな)の名も同じ。水田や溝のような湿地に生えるので、「溝萩」ともいう。小さな池の端に千屈菜が群生していた。風が吹くと波を打つように大きく揺れた。

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千屈菜や世事を離れて佇めば


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