俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬の月

2018-01-02 | 俳句・冬・天文




寝る前の冬満月を窓にせり



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



寒々と冴えた月をいう。

澄んだ大気の中で、冬の月は磨ぎ澄まされたように輝く。

寝る前に冬満月が出ているのを窓から確かめた。

冷たく明るく輝いていた。






明日はまた人に会ふ日や冬の月



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二日

2018-01-02 | 俳句・新年・時候




二日はや暮れて街より帰りけり



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



一月二日のこと。

昔からこの日が事を始める吉日とされ、初荷、初湯、書初め

などが行われた。

賑わいのある都心で会食などをして帰ってきた。

すでに二日も暮れようとしていた。






夕暮の寺に人なき二日かな



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする