遠目にも夕日に光る芒かな
イネ科の大型多年草。
日当たりのよい山野、土手、荒地などに自生する。
秋の七草の一つ。
毎年、宿根から芽を出し、夏から秋にかけて二〇~三〇センチの黄褐色か紫褐色の花穂をつける。
屋根を葺くのに使用したため茅(かや)ともいう。
また、花穂が開くと真っ白な獣の尾を思わせるような形となることから、尾花とも呼ばれる。
遠くから見てすぐに芒と分かった。
芒は夕日に輝いていた。
一斉に風に靡けりむら芒