俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

鬼罌粟(おにげし)

2009-06-30 | 俳句・夏・植物


画架立てて鬼罌粟を描く女かな

ケシ科の多年草。西アジア、トルコの原産。オリエンタルポピーとも呼ばれ、阿片は含まない。但し、袴鬼罌粟(はかまおにげし)は高濃度の麻薬性アルカノイド、テバインを含むため、日本では栽培が原則禁止されている。しかし、オリエンタルポピーと区別するのは素人には無理とされている。女の人が椅子に座り、カンバスに鬼罌粟を一心に描いていた。

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ  人気ブログランキングへ



袴鬼罌粟

鬼罌粟の紅を孤独の色と見し


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ  人気ブログランキングへ


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 靫草(うつぼぐさ) | トップ | 花菱草(はなびしそう) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (市堀玉宗)
2009-07-01 16:35:00
赤は確かに人を寄せ付けない気位の高さを感じますね。日常をはなれているからでしょうか。お目出度い色でもありますが。罌粟はポピーとも呼ばれ、洋名の方が花にふさわしいですね。合掌
返信する
Unknown (819maker)
2009-07-01 23:13:13
玉宗さん、アイスランドポピーは一般的な明るい花で親しまれています。洋名が合いますね。
罌粟というと、危ない花というイメージがありますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俳句・夏・植物」カテゴリの最新記事