俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

日脚伸ぶ

2023-01-31 | 俳句・冬・時候

 

 

日脚伸ぶ足に合ひたるスニーカー

 

 

 

 

 

 

冬至が過ぎて、昼の時間が少しずつ伸びていくことをいう。

 

 

 

 

 

 

その伸び方は畳の一目ずつともいわれるほど遅々たるものである。

 

 

 

 

 

 

だが、一月も半ばを過ぎると、日が伸びたなあと感じるようになる。

確実に春が近づいている喜びがただよう。

 

 

 

 

 

 

散策のスニーカーは足にぴったりと合っている。

そのスニーカーで歩くたび、日が伸びたなあと感じられる。

 

 

 

 

 

すれ違ふ中学生ら日脚伸ぶ

 

 

 


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