川風のときに激しや紫荊
マメ科の落葉小高木。
中国原産。
日本には江戸時代に中国から渡来した。
庭木として栽培されている。
三~四月頃、葉に先立って枝に紫色の蝶形花をびっしりとつける。
花の色が染料に使う蘇芳の色に似ていることからこの名がある。
まれに白花種もある。
川沿いを歩いていると、川風がときに激しく吹いた。
だが、川堤の紫荊は揺れずに凛と咲いていた。
ひとの恩あまた受けたり花蘇芳
伐ってしまいました。青空とのコントラスが素敵です。懐かしく拝見しました。
細い木ですが、結構大きくなるのですね。