毬栗の割れて歩数を増やしけり
ブナ科の落葉高木。
栗といえばその実をさす。
全国の山地に自生するが、食料用に栽培もされる。
実は外側に刺が密生する毬の中で育ち、成熟すると毬に裂け目が生じ、実が弾けて落ちる。
外皮や渋皮をむき、栗飯や焼き栗、菓子の原料などにする。
栗の毬が割れて実が見えるようになった。
その栗を求めて、散策の歩数を増やした。
虚栗(みなしぐり)ばかりの林覗きけり