俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冴返る

2025-02-20 | 俳句・春・時候

 

 

冴返る空を幾度も仰ぎゐて

 

 

 

 

 

 

ようやく春めいてきた頃、また寒さが戻ってくることをいう。

 

 

 

 

 

 

「余寒」「春寒」と同じだが、「冴える」という言葉からは、寒気を感じさせる色や光が鮮やかとなり、より感覚的な表現になる。

 

 

 

 

 

 

再びの寒気により、心身の引き締まるような感覚がよみがえる。

 

 

 

 

 

 

寒い風が吹き、冴返る日となった。

歩いていても幾度も空を見上げて、雲の状態を確かめた。

 

 

 

 

 

用水に沿ふ路は土冴返る

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 下萌 | トップ | 野梅 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俳句・春・時候」カテゴリの最新記事