恋文を書きしことなし紅芙蓉
アオイ科の落葉低木。
暖地では自生するものもあるが、主に庭園などに植えられる。
初秋の頃、淡紅色または白色の五弁花をつける。
朝開き、夕方しぼむ一日花。
酔芙蓉は、花の色が朝は白いが、夕方になると紅を帯びて次第に濃くなる。
散策をしていると紅芙蓉が咲いていた。
女性的な様子から恋文のことを連想したが、そう言えば小説やドラマのような恋文を書いたことは一度もなかった。
入相の鐘聞えけり酔芙蓉