俳句の風景

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榠樝(かりん)の実

2009-10-17 | 俳句・秋・植物


空蝉(うつせみ)をつけしままなり榠樝の実

中国原産のバラ科の落葉高木。果実は大きく、いびつな楕円形。晩秋に黄熟し、香りを放つ。果肉は固く、渋くて生ではたべられないが、薄く切って砂糖漬けや果実酒にする。蝉の殻をつけたまま榠樝が大きくなっていた。そこに自然の妙を感じた。空蝉は夏の季語だが、この句の季語は榠樝。

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高々と数得し寺のくわりんかな


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2 コメント

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Unknown (市堀玉宗)
2009-10-20 15:25:22
こんにちは。震災に被災後の境内整備で、榠樝の木を植えかえました。実をつけるかどうあ心配でしたが、例年より少なかったですが、いつものように枝先に無骨な実が成っていてうれしくなりました。御自愛ください。合掌
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Unknown (819maker)
2009-10-20 23:31:44
玉宗さん、こんにちは。
榠樝が生ってよかったですね。少しずつ復興されているようで、喜ばしい限りです。
いつもありがとうございます。
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