俳句の風景

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涅槃西風(ねはんにし)

2024-03-18 | 俳句・春・天文

 

 

固まつて帰る学童涅槃西風

 

 

 

 

 

 

釈迦の入滅した日である涅槃会(旧歴二月十五日)前後に吹く西風をいう。

 

 

 

 

 

 

俗に西方浄土からのからの迎え風というが、まだ寒さが残る頃の西風である。

 

 

 

 

 

 

また、春の彼岸の頃にあたるので、「彼岸西風」ともいう。

 

 

 

 

 

 

涅槃西風が吹きつけ、校庭の土埃が巻き上がり流れる中、学童たちは固まって帰って行った。

 

 

 

 

 

西方へ向かふ旅客機彼岸西風

 

 

 


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