俳句の風景

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鼠黐の実

2023-12-14 | 俳句・冬・植物

 

 

ねずみもちの実や霊園の柵長き

 

 

 

 

 

 

モクセイ科の常緑低木。

関東以西の山地に自生するが、庭木や生垣に植えられる。

 

 

 

 

 

 

六月頃、枝先に香りのある白色小花を円錐形につけ、冬に、黒紫に熟した実を結ぶ。

 

 

 

 

 

 

実は鼠の糞によく似ている。

乾燥したものは生薬の女貞子(じょていし)といい、強壮薬とする。

 

 

 

 

 

 

霊園の柵の脇に鼠黐の実が沢山生っていた。

その柵は長く続いていた。

 

 

 

 

 

重さうな鼠のこまくら青空に

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ふたこぶ山)
2023-12-15 22:06:10
ねずみ餅の実 川向にもたわに実をつけて・・。
俳句をやっていなかったら気にもしなかった植物
だれが名ずけたのでしょうね。こまくらというの
ですね。
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ふたこぶ山さん (819maker)
2023-12-16 01:28:08
本当に、こんなに目立たない実は、俳句をやっていなかったら気にも留めなかったでしょうね。
そして、呼び方も面白いですね。
返信する

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