ねずみもちの実や霊園の柵長き
モクセイ科の常緑低木。
関東以西の山地に自生するが、庭木や生垣に植えられる。
六月頃、枝先に香りのある白色小花を円錐形につけ、冬に、黒紫に熟した実を結ぶ。
実は鼠の糞によく似ている。
乾燥したものは生薬の女貞子(じょていし)といい、強壮薬とする。
霊園の柵の脇に鼠黐の実が沢山生っていた。
その柵は長く続いていた。
重さうな鼠のこまくら青空に
そして、呼び方も面白いですね。
俳句をやっていなかったら気にもしなかった植物
だれが名ずけたのでしょうね。こまくらというの
ですね。