俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

節分

2022-02-03 | 俳句・冬・時候




節分の青空歩く人多く




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立春の前日で、陽暦二月三日頃に当たる。







もともと四季それぞれの分かれ目をいう語だが、次第に

冬と春の境をいうようになった。







この夜、寺社では邪気を払い、春を迎える追儺が行われる。







民間でも家の戸口に焼いた鰯の頭や柊の枝を挿し、

鬼打ち豆と称して炒った大豆を撒く。







節分の今日、よく晴れた。

その青空のもと散歩をする人が多くいた。






節分や堤を帰る女学生




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巻繊汁

2022-02-02 | 俳句・冬・人事




けんちん汁は建長寺汁謹みて




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豆腐、牛蒡、筍、きくらげ、大根などを油で炒めて

具としたすまし汁をいう。

けんちん汁は鎌倉の建長寺の典座が作っていた

精進料理で、「建長寺汁」が訛って「けんちん汁」

になったと言われている。

そのことを思い、謹んで作った。






具沢山けんちん汁や大鍋に




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鍋焼

2022-02-01 | 俳句・冬・人事




鍋焼や風収まりし夜となりて




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本来は、鶏肉、魚介類、獣肉などを野菜とともに土鍋で

煮込み、鍋から直接食べる料理のことを指した。

だが、今では鍋焼饂飩のことをいうのが普通である。

寒い北風が吹く日であったが、夜になって収まった。

熱々の鍋焼饂飩で温まった。






鍋焼を吹きつつ母を偲びけり




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