今日、ラジオでエマニエル夫人のテーマ曲を聞きました。今回は日本語カバーヴァージョンで。
念のために説明すると「エマニエル夫人」とは1974年のフランス映画で、当時社会現象にもなり流行語になるほどの人気でした。私の認識では洋物のポルノ映画ということでしたが、その頃小学生だったので映画は見られず、ポスターだけみて「すげーなー」とか思ったものです。現在50代以上の男性の50%が「エマニエル」と聞いただけでモリッとくると言われています。(当サイト調べ)
流行ったのは映画だけじゃなく、このテーマ曲も結構知られてました。原曲はもちろんフランス語なのでしょうが、結構適当な日本語カバーが多かったです。有名なのはあのねのねで「エマニエルはどこにいる? 居間にいる~」「さっき炊いた人参どうした? 今煮える~」など。最初フランス語で歌い始めて、途中からなんか日本語になっちゃうのが素敵でした。文字だけだと全然面白くないのが難点。
ちなみにこの「エマニエル夫人」のストーリーを一言で説明するのは難しいのですが、大人しくて上品な上流階級の奥様が妙な男に調教されて性の解放に向けて大胆な女性に変貌していくという話のようです。予告編とかダイジェストで断片的に見たところでは、複数プレーとか女同士のワッチコンもふんだんに盛り込まれ、それこそ当時のお父さん方はワクワクしてたようです。(当サイト調べ ←こればっか)
ちなみに調べてみたところ、この映画の日本語版で主演のシルビア・クリステルの吹き替えを担当したのは山口いづみさんだとか。元の映画はどうでもいいですが、その吹き替えは聞いてみたかったり。シルビア・クリステルより山口いづみさんの方が魅力的なのはいうまでもないでしょう。
ちなみに本日聞いた日本語ヴァージョンは、驚くべきことに山本リンダの歌唱でした。エマニエルと山本リンダの組み合わせで欲情できる人はきっと幸せでしょう。ただ、これを聞いたのがNHKラジオ「ひるのいこい」だったのですが、いこえない人が多かったのではないかと。この番組は高齢者が縁側でお茶をすすりながら聞いてるイメージですし。