映画「靖国 YASUKUNI」をめぐっていろいろと物議を醸してるようである。もちろん、私もこの映画はまだ見ていないので、映画に関しての論評はしない。
ただ、靖国神社についていろいろ言われるが、私は「探偵ファイル」というサイトに書かれたものが一番真っ当だと思う。引用すると長いのでコチラを見て欲しい。映画についても冒頭に少し書かれている。そして私自身も“強烈な反戦を感じた。”
http://www.tanteifile.com/diary/2008/04/02_02/index.html
そして、“いわゆる「靖国問題」”と言われる議論に必ずといっていいほど出てくる言葉が「愛国心」。戦後から、そして現在でも「日本を愛する」とか「国を愛する」とか喋ると、とかく「あなたは右翼か?」などと勘違いされた言葉が返ってくることがある。右翼と一緒にしないでほしいが、日本を愛することがなぜいけないのか?そんなことを言う人は日本が嫌いなのか?だったら出ていけばいい。
昨日(4/15)の産経新聞のコラム「産経抄」には作詞家で脚本家でもあり、先ごろは「“おふくろさん”問題」で歌手の森進一といろいろあって、先日亡くなられた川内康範さんと愛国心について書いたあったが、その中で・・
“愛国心」=悪だといわんばかりの奇妙な言説は、最近さすがに廃れてきた。それでも、歴史、伝統、文化には愛着があるが、今の日本にはない、などと屁(へ)理屈をこねる人がいる。国というものは、いいところも悪いところもひっくるめて愛するものだ。”
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080415/trd0804150217004-n1.htm
・・とある。そのとおり。
ちょっとでも「日本が好きだ」と言えば“右”だと言われるし、ちょっとでも何かのデモ行進に参加すると“左”だと言われる。
昨今の「道路特定財源がムダ使いされてるのに暫定税率の“率”が下がらない」問題などは国民が3000万人ぐらいデモ行進で抗議するぐらいあってもいいはずだ。(もちろん必要な道路は作っていいがそれは役人のムダ使いを正してからだ)
ひどい人になるとさんざん、やれ右だ左だ日本はイヤだと言っておいて当人は選挙に行かないというアホまでいる。イヤなら選挙で変えようと思わないのか?自分が動かないと世の中は良くならない。もちろん1人1人の力は弱い。だからこそ選挙で政治を動かさないと利益誘導族議員と官僚とろくに働かない役人(社保庁が最たるもの)にいいようにされるんだぞ。
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その靖国神社の境内には、同社の祭神ゆかりの資料を集めた宝物館。幕末維新期の動乱から太平洋戦争に至る戦没者、国事殉難者を祭神とする靖国神社の施設として、戦没者や軍事関係の資料を収蔵・展示している『遊就館』があり、その中に蒸気機関車のC56 31号機が展示されている。
このC56形という蒸気機関車は・・・
(ここからウィキペディア引用→) “C56形は軽量小型でありながら長距離の運用に耐えられる設計であるために軍部より注目され、太平洋戦争開戦直前の1941年11月および12月に、製造された160両のうち過半数以上の90両(C561~90)が供出され、軌間を1mへ変更、その他多数の改造を受けタイ・ビルマ(現・ミャンマー)へと出征した。
タイへ送られたC56形は当時建設中だった泰緬鉄道の主力機関車として運用される事になる。しかし太平洋戦争が激化し、ビルマ戦線の戦いも始まった。C56形は、地雷や爆撃・銃撃を受け大破した車両も多数あった。そのためC56形は、昼間は運行せず夜間に細々と運行され続けたという。また、泰緬鉄道は突貫工事の上酷使に次ぐ酷使で線路が悪く、橋上で脱線転落し失われた機関車もあった。敗色濃厚となった戦争末期には、鉄橋が破壊されるなどして緊急の退却の際に機関車を連れて行けない場合も多く、敵に機関車を利用されないために、鉄道連隊の将兵の手によってカマに爆薬を詰められ、機関車を、時には苦楽を共にした将兵も自ら体をくくり付け爆破する「機関車の自決」も度々行われた。そして終戦後、泰緬鉄道は各地で寸断・線路は荒れ果て壊滅的な状況に陥っていた。同時に多くのC56形が廃車置き場に留置され、無惨な姿をさらしていた。”・・・(以上引用終わり)
・・・というように多くが戦地へと駆り出され、そしてその多くが失われた。タイやビルマへ行った90両のうち日本へ帰還できたのはわずか2両。うち1両が上記のように遊就館に生態保存され、もう1両は大井川鉄道にて動態保存されている。
大井川鉄道の C56 44号機 は、2007年10月7日より日本とタイの修好120周年を記念してタイ在籍当時の姿(一部車体は緑色でタイ語も書き込まれる)に復元されている。それまでも戦時中の酷使によりかなり傷んでいて2度の大修理の末現在の形に復元されたのだが、太平洋戦争に赴き運良く帰還出来た方々にとって、「90両のうち帰還でき、なおかつ現在も日本で走る唯一の1両」というのは本当に特別な存在だそうで、太平洋戦争で亡くなられた230万人もの英霊への鎮魂の「想い」が湧き出してくるという。
静岡県に住む私は、大井川鉄道で緑色のボディーに牛よけが付いた独特のスタイルに復元されたこの C56 44号機を見かけたら立ち止まって敬礼しようと思う。それが若くして散った英霊たちの慰霊になり、彼らの無念を受け留めてあげられるような気がするからである。皆、好きで戦争に行ったんじゃない。
以前は入手するのに直接通販で取り寄せするしかなかった軽井沢のビール『よなよなエール』が、この1年ほどで地酒などを多く扱う酒店で買うことができるようになったのに続き(それでも清水区では3店ほど)、ごく最近になってウチから一番近い徒歩3分のところにあるローソンでこれを扱うようになった。
『よなよなエール』はいつも好んで飲んでいるベアードビールに較べても半分ちょっとの価格なので(まぁベアードが国産地ビールの中でも相当高いほうだが、味がいいから納得しちゃう)気軽に買うことができるのである。ちなみに1本¥260なので、国産大手メーカーのビールのちょっと高いぐらいなのだ。
その『よなよなエール』に、グリコの『クラッツ』、それも「ペッパーベーコン味」なら安くて最高の組み合せである!グリコのクラッツはオフィシャルサイトにも・・
カリッと噛むたびあふれる旨み 濃厚おつまみスナック【クラッツ】
・・と書いてあり、その濃厚さが酒類に合うんである。これも同じローソンで売っていて、確か¥136だったので・・、
¥260+¥136=¥396
と、¥400足らずで小さな幸せが味わえるのであ~る。是非おためしあれ・・と言いたいが、よなよなエールを入手できるかどうか、そこが問題だろうな。
mixiニュース<毎日jpより
<受診抑制>3割が経験…低所得層では4割近く
『費用がかかるとの理由で過去1年間に医療機関の受診を控えた経験のある人が3割に上り、低所得層では4割近いことがNPO法人「日本医療政策機構」(東京都千代田区)の調査で分かった。日本の健康保険の自己負担は原則3割で、負担ゼロも少なくない他の先進国より高く、受診を控える割合が多いとのデータもある。必要な医療を受けられずに患者が死亡するケースもあり、低医療費政策の是非が問われそうだ。
調査は1月、住民基本台帳から無作為抽出した全国の20歳以上の4000人に調査用紙を送り、926人から有効回答を得た。 体調が悪いのに過去1年間に受診を控えた経験のある人は31%だった。特に、低所得層(年間世帯収入300万円未満など)では39%に達する。高所得層(同800万円以上など)は18%、中間層は29%で、低所得層ほど受診を控えていた。
同機構によると、01年時点の海外の調査では、受診を控えた経験のある人は英国3%、カナダ5%で、皆保険制度のない米国ですら24%だった。 』
・・・というわけで、世帯ではないが個人の本業だけでは低所得者層にあたる私も似たようなことは多々あった。整形外科でも内科でも、状態が悪い初期の頃にはよく通ったが、ある程度回復すると費用面と、通う手間が面倒で行かなくなってしまう。整形外科にはリハビリで長く通ったが、あれはそのお医者さんがとても良かったから。
さすがに歯医者さんは最後まで通ったが、『ビンボー暇ナシ』とはよく言ったもので、余裕があるひとはお休みも多く、ビンボーな私などは完全週休2日制ではない。たいがいの医者は日曜が休みなので、土曜休みが少ないと通院もままならないし、平日は定時で終わってダッシュで医者まで行かないと受付に間に合わないし、かといって早退や通院遅刻などすると皆勤手当がなくなるからさらに減収になってしまうのである。やりくりの為には医者も控えないといけないのだ。
2世3世議員がほとんどの国会議員にはビンボー人のことなんかわかりゃしないのさ。
でもね、そんな私も最近見つけた『幸せの最低単位』がある。それは次の記事で・・・