さあ四国2日目です。エスパルス昇格決定から一夜明けて月曜日の朝、世間一般は通勤・通学の時間になります。
ホテルでは朝食は予約していなかったので当初の予定より30分ほど早めに出て(これが後で効いてきます)、まずは近くであろう琴平電鉄の始発駅、「高松築港駅」を探します。琴電はこの始発駅より街の繁華街に近い「瓦町駅」の方が、他の支線が分かれるところでもあって立派な駅ビルもある一番主な駅になります。なので始発の高松築港駅は小さいんです。
あー、ありましたありました。
ちょっとした公園みたいなところの脇にあってこじんまりした駅でした。お天気が曇りなんで周りがわかりにくかったのですが、この駅のすぐ裏が高松城なんですね。高松城も見たかったのですが今回は琴電乗りつぶしがメインなので時間の関係で諦めました。もしまた高松に来ることがあればその時に行きたいです。海沿いに建つお城って興味あるんですよね。
この駅は一応琴電琴平線の始発駅となっていますが、運転系統的には瓦町から分かれる長尾線の電車もこの高松築港駅から出ています。なので高松築港駅から瓦町駅の間は両方の路線の電車が走ることになります。これ、金毘羅さんへ行く時に間違えないようにしないといけません(^_^;)
あと、この車両、ちょっと小さいのと前面の貫通扉が左右非対称のところについていてなんだかおもしろい、いかにも地方の鉄道感が出ていていいですね(^_^)/
駅の場所を確認したらまだ時間に余裕があったのでJRの高松駅の近くにあったチェーンのうどん屋さんで朝食をいただきました。よく言う「製麺所」とかのそれぞれの味も楽しみたかったのですが、それもまたもし次回の機会があればということで(^_^;) ただ、このうどん屋さん結構人多くて通勤客が多かったですね。高松のみなさんはやっぱり仕事前の朝食にうどんという習慣が根付いているんでしょうね。
うどん食べ終えて店を出るとポケモンがゴロゴロ(笑)
清水と同じでコイルがやたら多かったです。海沿いにコイル多いのかな?
おっと高松駅の前で…
…ベトベター出現です!
捕まえました、初ですヽ(^。^)ノ
これまで何度も現れては逃げられていたベトベター、ついに捕獲しました。まさか四国で捕まえるとは(^_^;)
再び琴電の「高松築港駅」に戻りました。ね、小さいでしょ?ただ、大きくすると高松城の景観を見出しますからまあこれくらいで抑えてあるんでしょう。
で、なーんとこの高松築港駅では改札内にミニバーがありました。近くにテーブルやら椅子やらもあったので夕方から飲めるんでしょう。覗いてみたらクラフトビールもいろいろありました。これはいいなぁヽ(^。^)ノ
このバーの真ん前がこんなところです(^_^;) そしてこの電車に乗っていきます。お目当ての行先の印が先頭に描かれていますね(^_^)/
通勤時間帯だったので着いた電車からは乗客がごっそり降りてきましたが、逆に乗っていく人はそれほどでもないので…
…運転室にかぶりつくことができましたヽ(^。^)ノ
この、長くまっすぐつづく単線の感じいいですねえヽ(^。^)ノ これが複線だとちょっと違うんですよね。
お!なんだか正面の山の形が整ってますねえ。
これが讃岐富士なのかなぁ?
でも地図で調べてみたら違うみたい。というか…
…富士山型の小さな山がやたらたくさん見えてきました。これが香川の代表的な地形なのかしらん?
そうこうしているうちに終点の琴電琴平駅に到着。
乗ってきた車両をパチリ。先ほどの写真の1200形2両とこの1100形2両との4両編成なのですが、なーんかどこかで見た気がしてましたが、調べてみたら1200形は元京急の700形、この1100形は元京王の5000系でした。やっぱりね(^_^)/ それにしてもこの元京王5000形は名車だし、好きですねえヽ(^。^)ノ
これが琴電琴平駅の駅舎。観光地らしい形の建物ですね。
駅の裏には立派な鐘楼が。詳しいことは調べなかったです石垣を築きその上に建っているとても立派なものでした。
さて、琴電琴平駅から金毘羅宮に向かって歩いていきますが途中にあったセブンイレブンで…
…荷物になるとわかっていましたがこれ買いました(^_^;)
本人がリツイートしてましたが橋本環奈ちゃんのグラビアが載っているなら早いうちにみつけたところで買わないと、週刊雑誌はコンビニでは2・3日で店頭から消えるので後から探すとなると大変だと思ったので無理を承知で買っておきました。
もうね…
こんなかわいい写真が載ってるならそりゃ買わなきゃいかんですよヽ(^。^)ノ
コンビニで飲み物と週刊ヤングマガジンを買って金毘羅名物の階段前に着きました。
ここから1,368段もの階段を登らねばなりません(>_<) でも頑張らないとご利益がない…というか、前日にエスパルス昇格というご利益を頂いたのでこの日はその感謝をお参りしようと思ったからここへやってきたのです。さあ、いくぞ!
最初からあまりペースを上げ過ぎると途中でバテるか筋肉痛がやってくるのでちょっと抑え気味に登りはじめました。
とにかく石段が続いています。
この写真の感じはよく観光ガイドなどで見られる、いかにも「こんぴらさん」という感じですヽ(^。^)ノ
ここで一息つけますが、まだまだ本宮本堂は先(>_<)
また急な階段が壁のように行く手を阻みます(>_<)
ホントはじっくり見たいんですけどね。ここでそれをやると丸一日かかりそうなのでとにかく先を急ぎます。
それにしても階段が続きます。一難去ってまた一難というより、一段登ってまた一段…を繰り返していてなんだか永遠に続いていくかのような錯覚を覚えました(^_^;)
この立派な建物は旭社。ここまでにも他に立派な建物がありました。ここは建物を見るだけでも相当見ごたえがありますが、やはりまずは登っていかないと(^_^;)
いよいよここを登りきれば!…
ついに本堂まで登りました。とりあえずのゴールですヽ(^。^)ノ
人が絶えないのでなかなかちゃんと写真が撮れません。
讃岐平野も見渡せます。天気がよければなおいいでしょうねえヽ(^。^)ノ
本宮から続く南渡殿(廊下)、そして三穂津姫社までをパノラマ写真にしてみました。
立派な銀杏の木、そして天皇陛下から幣饌料が供えられるということはまあ金毘羅さんくらいなら当然といえば当然ですが、その地方を代表する神社であるということの印でしょう。
途中にこんなスクリューが奉納されています。なんと直径は6mです。
金毘羅宮は…『古来より海の神様 、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として』ということでもあり、船舶の無事を祈っているのでしょう。「こんぴらふねふね」って歌もあるくらいですからね(^_^;)
この日は3人しかいなかった「五人百姓」。この名物の飴などを売っている土産屋さんが五人百姓で、『五人百姓は古くから金毘羅大権現の神事に協力して経済的な援助を惜しまなかったので大門の内側については伝統的にこの五人百姓だけが立ち入り営業を許されている先祖代々の特権お土産屋』なんだそうです。
自分も下りてから土産屋で買うよりもここで買った方が手っ取り早いと思って職場などへの飴をここで買いました。
上から見るとこんなに急でした。そのぶん見晴らしもいいです(^_^)
そしてまた琴電琴平駅に戻りました。琴電のマスコットのイルカが描かれた電車に乗って一旦瓦町まで戻ります。
このマスコットのイルカ(最初はペンギンだと思ってた)、イルカになったのは琴電は経営難に陥った時に存続させるかさせないか、「琴電が要るか要らないか」の議論が起きて、そのおかげでイルカになったとネットで見ましたが本当なのかな?(^_^;)
横から見てもペンギンに見えるんだけどなあ(^_^;)
帰りに乗ったのは1080形。これも元京急1000形だそうです。やはり見覚えがあります(^_^;)
ホームの屋根の柱はやはり古いレールが使われていました(^_^)/
さて、琴電琴平駅から瓦町経由で長尾線の終点長尾まで行きます。これが琴電片道最長かな?
瓦町で長尾線に乗り換えます。暗くてシャッタースピード遅くてブレた(^_^;)
そして終点長尾駅へ。長尾線は郊外の平野部をひたすらトコトコ走る感じでした。そして終点の駅周辺にはほぼ何もない…(^_^;)
ここも終点なので車止めが。やはりこの感じ、いいですねーヽ(^。^)ノ
「平日日中の閑散としたローカル私鉄の終着駅」…すごく“一人旅感”がありました(^_^;)
電車が来ました。たしか20分間隔だったからそんなに不便でもないんですよね。
また乗換駅の瓦町駅まで戻り、今度は最後の志度線に乗り換えます。志度線は琴平線・長尾線とは繋がっていなくて少し離れたところにホームがあるので長い渡り廊下を行くことになります。サイドもステンレスで銀色に輝く動く歩道がありました。
けっこう長いなあと思って動く歩道を下りたら渡り廊下は右折。そしたら…
…また長い動く歩道がありました(^_^;) トータルで100mくらいありました。
志度線の800形と…
…700形。双方とも種車は名古屋市営地下鉄東山線の250形・300形で、そこからさまざまな改造をされているんだそうです。詳しいことは琴電のサイトに載ってますのでそちらを(^_^;)
ずいぶんスクエアな形をしていますね。
琴電志度線は瓦町から東へ向かってトコトコと走っていきますが、塩谷駅を出たところでポンっと海沿いに出ます。一部海ギリギリのところもあって景色がいいです。
いきなり瀬戸内海が見えてきてちょっとびっくりしました。これも晴れていればかなりいい景色でしょうね(^_^)/
終点の琴電志度駅に着きました。これで琴平電鉄全線完乗できましたヽ(^。^)ノ
ここもとても小さな駅です。
どれくらい小さいかというと…
…駅舎とホームと全部入れてもこれだけ(^_^)/
志度線もだいたい20分間隔なのでそんなに不便ということはなさそうです。静岡の岳南電車よりいいでしょ。
琴電志度駅近くには さぬき市の市役所もあるのでこの辺はさぬき市の中心地区なのかもしれません。港もすぐ近くのようでした。ここからJRの志度駅は100mほど。徒歩ですぐでした。
志度駅から高徳線でまた高松へ戻ります。この普通列車には乗らず次の特急で向かいます。
普通列車がここで上り下りがすれ違うところだったので上り列車が下り列車の到着と待ち合わせしていました。おかげで車両の写真がちゃんと撮れましたヽ(^。^)ノ
上り列車が出発したところで下り列車が見えてこちらも撮れましたヽ(^。^)ノ 今回の旅、2日目は乗り鉄が目的でしたから、こうして車両も撮れると嬉しいですね(^_^;)
そしてすぐに特急うずしおがやってきました。まあ前日も乗ったわけですが、前日はもう夜だったので景色は全然見えなかったのでここから車窓を楽しみます。といってもわずか15分ほどの乗車なんですけど、前の普通列車を追い越して高松からの快速へうまく接続してくれるのでここは特急を選びました(^_^)
高松駅に到着しました。こちらでも初めて見る車両があってなんだか嬉しい(^_^)/
でも乗ったのはこちらの「快速マリンライナー」。JR西日本223系5000番台とこのJR四国5000系の併結で運転されます。高松方先頭のこの車両は2階建てで2階部分はグリーン車になってます。私はもちろん普通車で岡山へ向かいます(^_^;)
これが坂出駅から見えた風景。ここにも富士山みたいな形の山が見えました(^_^;) ホントに富士市あたりから見る、剣ヶ峰がちょっと左にあるような富士山っぽい形をしてます(・∀・)
瀬戸内海が見えてきました(^_^)/
いよいよ!…
…川崎重工なんかも見えてから…
…瀬戸大橋にさしかかります。初の瀬戸大橋ですヽ(^。^)ノ
瀬戸内海は船が多いです。
島がたくさんあるので海運も重要な交通機関なんでしょうね。
けっこう大きな船も通ります。
いやー、やっぱり海の上を通ってるんだーヽ(^。^)ノ
途中で見えたのは与島にあるパーキングエリア。瀬戸大橋は鉄道橋と道路橋を兼ねていて、途中にPAがあるんですね。
これはまた大きな船が通っていますねえ。マツダの自動車運搬船なのかなあ?
そして本州が見えてきました四国よありがとうまた来たいよ(^_^)/
岡山駅でもいろんな車両が見れて嬉しいですが乗り換えは14分。ゆっくりは見ていられません。これは津山線かなあ?
人目を引くカッコいい車両はJR四国の8600系。平成26年から走りはじめた新型車でありますヽ(^。^)ノ どうしても貫通扉のおかげでこんなデザインですがけっこういい感じです。
岡山駅でみかけたJR西日本の新幹線700系E編成「レールスター」ですね。これも初めて見たなあ。オレどんだけ旅行してないかわかりました(+_+)
でもこれには乗りません。これは新大阪止まりで東海道には入りません。8両しかないですし。
おっと、反対側にN700系S編成の「さくら」が入線してきました。この青いS編成も初めて見るなあ。
自分が乗るのはお馴染みのカラーのN700系です。
これはJR西日本持ちのK12編成でした(^_^)
短い時間のうちに岡山駅で買ったお弁当。
う~ん、見本とずいぶん違うボリュームのような(^_^;) 美味しかったですけどね。
前の新幹線は のぞみ号で、それから新神戸駅でこの ひかり号に乗り換えです。これで静岡駅まで直通してくれます(^_^)/
撮ったのは最後の静岡駅でしたがN700系のX7編成でした(^_^)
静岡駅から清水へはまっすぐ帰らず、まあお約束のようにビールを飲むため「闇よ棚」へ。
ここで店主の顔のように重大なことを忘れていたことに気がついて、飲み物などはそのままにさせてもらってコンビニへ!
コンビニを5件回ってようやく見つけたスポーツ新聞。この日じゃないと手に入らないわけですし、もう夜になっていたのでちょっと焦りました(^_^;)
エスパルス昇格を大きく載せてくれていますヽ(^。^)ノ
一面でも裏一面でもヽ(^。^)ノ
そして中面でもとても大きい扱いでしたヽ(^。^)ノ
札幌「小野伸二が(J1に)帰ってくる」、清水「小林伸二(監督)で(J1に)帰ってくる」ヽ(^。^)ノ
この新聞を見ながらしみじみ、そしてニヤニヤして感動に浸って飲みましたヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ
以上、とても長い記事になりましたが人生初の四国行き、そして清水エスパルス昇格がかかった大一番のために徳島へ行き、翌日は高松で金毘羅さん参りと琴電乗りつぶしをしてきました。四国また行きたいなーヽ(^。^)ノ