生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

続・つまらない大人とは何か?

2020-08-28 | ナウシカ系

前のブログで書いた
「教室にハチが入ってきたときの対応」という議題。

twitterの本垢、虫垢ともに
予想以上のたくさんの反響をもらいました。

議論が下手な日本人の特徴なのかね……
「意見が異なる人は、人間扱いしない」
「だから敬語も使わないし、礼も尽くさない」というのは。

不快に感じた垢は、秒速でブロックさせて頂きましたが。


twitterで議論しても不毛なので、
司会者がいるところか、テレビ番組のようなオープンなところで
徹底的に討論してみたいテーマです。

要点は
「A:ハチの命を大事にする生徒の心」

「B:生徒の安全のため、ハチを殺すこと」
のどちらを優先させるか、に集約できると思う。

このブログの読者さんならお分かりの通り、
私なら断然Aを選択します。

判断のためには、「ハチが刺してくる確率はどれくらいか?」
という情報が必要でしょう。
一般の人だと、50%くらいだと思うかもしれませんが、
実際は1%もない、0.01%未満かもしれません。

そんな「万一」のために、生徒の想いを踏みにじってよいものか……。


「つまらない大人」とは何か?
昔から考えてきたテーマですが、
万一のリスク(主に保身からくる)に怯えるあまり、
部下や子どもの才能・感性を潰す人ではないだろうか?

しかも、その「リスク」は恐れるに足るものとは限らないのに、だ。

世の中には、怖い大人がたくさんいる。
変質者、犯罪者、異常者……

でも本当に怖いのは、
常識人の面を被った「つまらない大人」なのかもしれない。

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教室にハチが入ってきたら?事なかれ主義に走ったら負けではないか

2020-08-28 | ナウシカ系

フォロワーさん(生き物好きな女子中学生)の
こんなツイートが気になった。 



それに対して、以下のような
先生を擁護する意見が多くて少し悲しくなった。

「万が一、生徒が刺されたら大変だ」
「生徒が刺されたら責任問題だから、説得は難しい」」
「そうなれば、先生の生活も脅かされるから仕方ない」

まず、「スプレーを使わなかったがために刺された」
というシチュエーションは極めて想定しにくい。
「スプレーを使ったら、苦しくて狂暴化した」
なら十分に考えられる可能性であるが。

部屋に入ってくるハチは、極めて攻撃性が低い。
直接手で摘まんだり、スプレーをかけたりしない限り、
刺されるほうが、むしろ難しいくらいである。


その他、いち同業者として見逃せない点は、
生徒の言い分を聞く気がない(コミュニケーション拒否)、
母国語が日本語のくせに日本語が通じないところ。


さらに責任問題云々について。
これは完全に私の主観ですが、
「責任問題になるのが怖くて事なかれ主義に走る」って、
控え目に言って『反吐がでる!』

教師たるもの、保身に走ったら負け。
クビ上等!
裁判上等!!
暗殺上等!!!

ブルーハーツの言葉を借りれば、
ナイフを突きつけられても、
ピストル突き付けられても、
原爆突き突きつけられても、
水爆突きつけられても、、
クソッタレって言ってやる。

これくらいの覚悟をもって、信念を貫くべきだと思っている。
私自身がどれだけできているのかはわからないが……。

因みに、以下は「いいね」を100回くらい押したくなったツイートです。

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