生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

貧乏でもギスギスしない家庭~南方熊楠を忍ぶ

2024-09-09 | 雑記
FBの友だちが、
私を南方熊楠のようだと言ってくださり、
改めて南方熊楠さんの伝記を読んでみた。

比べるのも烏滸がましいほどの偉人ですが、
熊楠さんの劣化版の劣化版の劣化版、
くらいにはなりたいと強く思った……。

世の中には、才能も実績もありながら、
妙に目立たない人というのが存在する。
(実力主義なんて嘘っぱちで、
社会は単なる運ゲーであることの証拠だろう)

南方熊楠さんもそういった一人と言える。
牧野富太郎博士やファーブルなどに比べて、
明らかに知名度は低い。

18か国語を話し、歩く百科事典、世界的な大博物学者、
粘菌学の父、自然保護のさきがけ
と言われながらも、
感激屋で、ときどき癇癪玉を破裂させて失敗する。

名誉や金銭、日常生活に無頓着で、
奇人変人と言われながら一生貧乏生活
をした。
気に入らないことがあれば、政府や警察にも喧嘩を売る。

まあ奇人変人っぷりは、私に通じる所があるやもしれぬ笑……。

そんな熊楠さんは、極貧でありながらも
40歳で結婚をしている。子どもも2人残している。

貧乏だと家庭がギスギスしがちと言われるが、
学者筋(特に博物学者系)の人は、お金にガチで無関心で、
カネ、カネ言わない人が多く、貧乏でもうまくいく
のだ。

そんな熊楠さんの妻である松枝さんも、やはり学者筋の娘だ。

男性は令和になっても「収入」を見られがちであるが、
高収入になることに抵抗がある方、
がめつい女性が嫌いな方は、博物学者になって
博物学者系の女性にアタックするとよいだろう笑

そんなわけで今度、和歌山の『南方熊楠記念館』を訪問して
少しでも熊楠さんに肖りたいと思います。
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量子力学でオカルトを否定してみたまえ

2024-09-09 | 自然科学
前回の記事で、ちょっと重い生と死の話を書いた。

そこで「死を肯定的に捉えること」を推奨したけれど、
では「死後の世界」は存在するのか?

このネタも、これまでも何回か書いてきたが、
私はほぼ確実に存在すると思う。
またそのように信じて生きた方がよい。

はっきり言ってしまえば、
量子力学や相対性理論まで視野を広げれば、
オカルトや心霊現象のほとんどが「あり得る」
と思えてくる


オカルト・心霊否定派に根拠を聞くと、
古典物理学(ニュートン力学、高校までの物理)でしか
考察していないものばかりだ。

古典物理学でオカルトを否定されても、
「そんなん当たり前じゃん。
確証バイアスだらけの理論をドヤ顔で語られても……」

と、ひじょ~~~に冷めた気持ちになってしまうのだ。

※量子力学までは絶対にマスターしているだろう
スティーヴン・ホーキング博士が
著書『ビッグ・クエスチョン』の中で、
死後の世界の存在を否定していたが、正直納得できなかった。


そして、死後の世界を信じて生きた方がよい理由だが、
死が怖いばかりでなく、死が愉しみになるからである。

仮に死後の世界が存在しなかったならば、
がっかりする主体すらもないのだから心配は無用笑


どこかに量子力学まで踏まえて、一般向けにわかりやすく、
オカルトや心霊を否定している人、いないかな~
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