生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

科学的に霊、宇宙人、タイムトラベルは存在するか

2022-03-30 | 自然科学

昨夜たまたまフジテレビの
「不思議体験ファイル、信じてください!」
を見たのだが、思った以上に面白かった。

前世の記憶、UFO目撃、タイムトラベル体験
について検証するというものだが……。

理科の教員として個人的に思うのは、
霊は存在するか→おそらく存在する
宇宙人は→存在する
タイムトラベル→?


霊(魂)がもし存在するとしたら、
少なくとも化学式で表せる物質ではないでしょう。

まだ人類が未知のダークマター(暗黒物質)か、
なんらかの波動、エネルギー体であると思われます。

そもそも、タンパク質(ヒト・生物)がなぜ意志を持つのか、
という説明は、魂のような概念を導入しないと
不可能ではないか。

「意志」とは電気信号、化学反応であるというが、
電気信号、化学反応のうち
どんなものが「意志」になりうるのか。

そのあたりは今後の研究が待たれるところです。


宇宙人は確実に存在するでしょう。
人類が知っているだけで、宇宙は数百億光年もの
とてつもない広さなのです。

むしろこの広い宇宙で、ヒトが唯一の知的生物だ
という方が不自然で非科学的な気がします。

肝心の計算式は忘れてしまったのだが、
他の知的生命体の存在確率は99.9%を越えるとか。

ではなぜ人類は宇宙人に会えないのか?

人類の歴史が数千年しかないからです。

宇宙は広いので、「ご近所の星」に行くだけでも
スペースシャトルで何万年もかかります。

人類の歴史が数億年続かない限り、
他の知的生命体と会うことは難しいと思います。


タイムトラベルは、
アインシュタインの一般相対性理論によれば
あり得るのですが、
「タイムトラベルは可能でも、未来を変えることは不可能」
という理屈がまだ理解できずにいます。

有名な「親殺しのパラドックス」。
タイムトラベルして親を殺めれば自分は消える……
ということはなく、
仮にタイムトラベルできても
親を殺めることは絶対に不可能だとか。


魂(霊)、タイムトラベルについて研究するには、
自然科学と哲学の融合が不可欠と思われます。

私としてはすべて存在してほしいとも思う。
死んだらすべて無に返る、というのは寂し過ぎるし。

オウム真理教の影響で、近年
不思議系・心霊系の番組が激減してしまったが、
たまにはこういう番組を見るのも楽しい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一回は就職してみるのも悪くない | トップ | 母との再開 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然科学」カテゴリの最新記事