かつて、ある超有名人(菅総理より有名かも)が
「ボク、数学出来ない人って嫌いなんですよ~」
と発言をして物議を醸しだしたとか。
私自身は、一応理系でありながら、
さほど数学ができるわけではないので、
少しグサッときたが、彼の言わんとしていることはわかってきた。
ものすごい暴論だが、
論理的思考ができない→会話が成立しない、ひいては
数学できない人=モラハラの加害者予備軍だと言いたかったようだ。
モラハラの毛がある人は
「あなたの話に耳を傾ける気はありません」という
拒否の意思表示をするときに、往々にして
「屁理屈を言うな」というフレーズを使うからだろう。
彼の頭の中では数学嫌いが
「屁理屈を言うな」という台詞を言うという認識があったのだろう。
本当にクソみたいな『屁理屈』も世の中には存在はするが、
単に論理的な思考が嫌いな人が
ルサンチマン混じりに吐いていることが多い言葉ではある印象だ。
まあ、「屁理屈」と「正当な道理」の区別がつかないのは、
数学(論理的思考)ができないというよりは、
人間界においては常識未満の哲学・倫理感が欠損していると
言うべきのような気もするが。
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