中学生のとき、理科の先生から
もうもうと塩化水素の煙が立ち上る濃塩酸を見せられ、
これを浴びたらお岩さんみたいになっちゃうぞ、
と脅された思い出がある。
でも「濃硫酸」のが実はもっと怖い。
まず、塩酸=塩化水素を水に溶かしたもの、であるから、
Maxでも35%くらいのものまでしか存在しない。
しかし硫酸は、そもそも「硫酸」という物質が存在するのであるから、
100%のものもありうる。
加えて濃硫酸には「脱水作用」というものがあり、
有機物質をことごとく「炭」に変えてしまうのだ。
以下スクロース(砂糖)に濃硫酸を加えた動画です。
こんななってしまいました。
「脱水作用」により、CとHとOからなるスクロース分子から
HとOを奪い取り、Cのみ残ったためです。
https://www.youtube.com/watch?v=p4xAynX03dU
人体のタンパク質もCとHとOからなるため、
人体に濃硫酸が触れたときにも、同じような反応が起きます。
濃硫酸を扱うときは、十分にご注意を。
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