東京で雨になるか雪になるか……
を考察するときには、
館野(茨城県)の上空約1500mの気温を使うことが多い。
地表気温は正確な予想が難しいうえ、
変化が大きいのでデータとして扱いにくい。
東京の雨雪診断では
わずか0.5℃の誤差で、結果に雲泥の違いが出る。
その点、上空1500mになると日照の影響をほとんど受けなくなり、
純粋に寒気・暖気の動向が捕らえられるのである。
過去の大雪事例を見てみると
やはり「-3℃は欲しい」というのがわかる。
-5℃以下になれば
安定して大雪となる可能性濃厚だ。
-9℃クラスともなれば、
銚子や館山、静岡でも積雪ゲットの可能性が出てくる。
※ただ、1995年3月4日のように
-5.7℃でほぼ雨で経過した事例もあるから難しい。
このときは「東京で20~25cmの大雪」という予報が出ました。
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