最近滅多に見てなかった「ドラマ」。
昨夜最終回だった『家庭教師のトラコ』は
全回真剣に見てしまった。
トラコを歩道橋から突き落として殺そうとしたのは誰か、
が明らかにさらないなど、いくつか謎を残しつつ
伏線や問題がとっちらかったまま幕を閉じたところは純文学っぽい。
印象に残ったシーンの一つが
下山高志と父親とのやり取りのシーン。
父親が「お前も大きくなったんだな」と言って
高志の言い分を飲むシーンにて、
よい親は、
子どもが親を越えていくことを望み喜ぶ。
悪い親は、
子どもが成長するのを恐れたり生意気だと怒ったりする。
というのを思い出した。
ラストではトラコが金八先生化し笑、
3つの好きな言葉を述べる。
覚悟・勇気・愛
愛はともかくとして、
世の中を見ると、猫も杓子も保身、保身、保身、で
勇気も覚悟もない輩に溢れている。
その最たるものが、ネットなどに魑魅魍魎と跋扈する、
匿名かつ顔も出さずに誹謗中傷を繰り出す輩だろう。
私も教員として、
勇気や覚悟を伝えられるようになりたいと心から思った。
いち教育者としても学ぶことの多いドラマだ。
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