この夏、『スーパーエルニーニョ』
が発生する可能性が高まってきた。
ペルー沖の海水温が高くなるのがエルニーニョ現象、
低くなるのがラニーニャ現象である。
特に平年より1.5℃以上高くなるケースを
スーパーエルニーニョと呼んでいる。
(いつ誰が定義したのかは不明)
エルニーニョをピンク、ラニーニャを青で表わしているが、
スーパーエルニーニョは観測史上、過去3回発生している。
(赤がスーパーエルニーニョ)
一般にエルニーニョだと冷夏・暖冬傾向、
ラニーニャだと猛暑・寒冬傾向とされる。
冷夏と聞くと安心するかもしれないが、
夏空が続かず、雷雨や集中豪雨が発生しやすいという面がある。
前回のスーパーエルニーニョ時(2015年)には、
『平成27年9月関東・東北豪雨』、
『6月2日から7月26日にかけての
風第9号・第11号・第12号による大雨』
などが発生している。
加えて今回は、ラニーニャ状態から
一気にスーパーエルニーニョに突入してしまうのも特徴的である。
過去事例が少ないので、具体的に何が起こるのかは難しいところだが、
今後の情報に十分な注意が必要であろう。
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