何かが終わって始まる……

「派遣切り」「内定取り消し」「大量リストラ」……
最近、そんなニュースを耳にしない日はない

正社員であっても、
決して対岸の火事ではあるまい。
明日はわが身、かもしれない

最近感じるのであるが、もしかしたら、
人に雇ってもらうという仕事スタイルが、
いよいよ終わりを告げているのではないだろうか。

巨大企業であっても、いつまであるかわからない。
会社というものがどんどん亡くなり、
やがて、絶滅危惧に陥れば、
多くの人が、本当の意味での自立を余儀なくされる。
就職先がなくなれば、
自分で仕事を創るしか、生き延びる道がないのだから。。。

大変な恐ろしさを感じるが、
見方を変えれば、そこには何の制約もない。
あるのは、無限の自由のみだ
これまで、想像もしなかったような
仕事スタイル・業種が、どんどん誕生してくるだろう

たとえば、近年注目を浴びている『ネオニート』
というスタイルはその代表である。
ネオニートの中には、年収10億という人もいるという

また、注目の業種として『ネコカフェ』がある
かつてはなかった、未知の業種だが、
このネコカフェ、日本ではまだ1件も潰れていない。
これまでなかった仕事が誕生しつつある例である。

ふと思った。
ネコカフェの亜種として、
「チョウチョカフェ」というのはどうであろうか（笑）
チョウが乱舞する温室の中で、お茶をするのは
なかなかお洒落だと思う。
（保健所の許可が下りるか不明……）

また、「スズメバチレストラン」というのはどうだろう。
荒くれ者のスズメバチの巣でも眺めながら、
豪快に焼肉を齧る、とか。。。

もちろん、奇抜さだけが「新しい仕事」ではない。
若者であれば、
パソコンに慣れていないお年寄りへ
ブログの設定の仕方を教えて回る、というのでも
仕事になる可能性がある。


「いい会社に入って、出世して幸せ～」
というマニュアルが崩れ去り、
幸福の形は、
自分で創り上げる時代に、なってきたのかもしれない。