雑司が谷 旧宣教師館
所在地:豊島区雑司が谷1-25-5
TEL:03-3985-4081
以下パンフレットより引用(一部加筆)
雑司ヶ谷旧宣教師館は、明治40年(1907)にアメリカ人宣教師の
マッケーレブが自らの居宅として建てたもので、
豊島区内に現存する最古の近代木造洋風建築であり、
東京都内でも数少ない明治期の宣教師館として大変貴重なものです。
また当時の新興住宅地における布教活動と幼児教育の拠点としての
意味を持っていたことを地域の人が記憶しており、
昭和62年9月1日に、豊島区の登録有形文化財として登録し、その後、
特に重要な文化財として保存、活用をさらに進めるため、
平成4年11月10日に、指定文化財としました。
この建物は木造総2階建て(建築面積113㎡)の住宅で、全体のデザイン
はシングル様式であり、細部のデザインはカーペンターゴシック様式
を用いており、19世紀後半のアメリカ郊外住宅の特色を写した質素な
外国人住宅です。
豊島区では、昭和57年に取得して以来、建物調査、保存修理工事など
を経たのち、平成元年1月から館内に関連資料等を展示し一般公開を
行っています。
なお、旧宣教師館は「旧マッケーレブ邸」として、平成11(1999)年
3月3日に東京都有形文化財(建造物)に指定されました。
上の写真は館内にあったもので永井保氏による絵画です。