2020年9月16日、新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業の建設状況の写真を
撮ってきましたので紹介します。
この開発事業は神戸開港150年記念プロジェクトの一環として進められています。
総事業費は約460億円。事業用地の面積は約34,000㎡。
代表企業:住友不動産株式会社(51%)、構成員企業:株式会社SMBC信託銀行(16%)
株式会社モトーレン阪神(GLIONグループ)(20%)、株式会社フェリシモ(9%)
関電不動産開発株式会社(4%) %の数値は責任負担率
現況(2020-9-16現在)
上の2枚の写真は急ピッチで建設が進められている神戸開港150年記念プロジェクトの
ベイシティタワーズ神戸 West/East、ビジネスオフィス、文化施設、駐車場などの
建設現場。
上の写真はメリケンパークより撮った建設現場(左手の部分)
当日は蓮の前に海王丸が停泊していました。
上の写真は建設現場の壁に掲示の建設現場の位置を示したもの。
上の2枚の写真は工事現場の壁に掲示の写真など
上の写真は住友不動産と関電不動産開発が建設する27階建てタワーマンション
ベイシティタワーズ神戸 West/East(350戸/1棟が2棟)のPR掲示
2021年1月より販売が開始されます。完成予定は2022年8月31日
詳細は下記サイト(Baycity Towers KOBE West/East)をご覧ください。
https://www.athome.co.jp/mansion/shinchiku/119165/
建設計画の紹介
上の写真は現地に掲示の建設予定の施設の平面図 1&2工区の説明は省略
3工区:文化施設 4工区:業務・商業棟 5工区:住宅棟ベイシティタワーズ神戸 East
6工区:駐車場 7工区:業務・商業棟 8工区:住宅棟 ベイシティタワーズ神戸 West
上の写真は完成後の姿
出典:神戸市のWebサイト
①文化施設棟(3工区)
事業者:SMBC信託銀行 約8,000㎡(延べ床面積) 地上4階 地下1階
アクアリウム:運営者はウエスコ等の事業体
アートや植物と融合し日本初の360度水槽を配した大人向けアクアリウム
大成建設が商標登録しているAQUATICの初プロジェクト
ウェディング・クラシックカーミュージアム:運営者はGLIONグループ(BMW)
世界的服飾デザイナー桂由美氏のウェディングをテーマとした博物館と
クラシックカーの展示を行う博物館
下の写真は文化施設棟の完成後のイメージ
デザインは日本で初めて和田岬に建設された和楽園(水族館)のイメージを想定した
上の2枚の写真は和楽園に関する資料
以下は2020-10-17に追記
2020年10月16日(金)、神戸市からこの施設について次の発表がありました。
2020-10-17の神戸新聞朝刊1面で詳細は報道されています。
この文化施設を「神戸ポートミュージアム」と命名
この施設は水槽と芸術を融合したもので2021年秋にオープンの予定
水族館は「アトア」と命名。
②業務・商業棟(4工区)
事業者:フェリシモ 約8,600㎡(延べ床面積) 地上8階
クリエィティブラボ:運営者はフェリシモ
ライブラリー(図書資料室)、アーカイブ、ホール、撮影スタジオ等
一般利用も可能な施設を含むラボ
フェリシモのオフィス:フェリシモのダイレクトマーケティングが入居 約440名が勤務
③業務・商業棟(7工区)
事業者:GLION 約12,000㎡(延べ床面積) 10階建て
BMWワールドミュージアム:運営者はGLIONグループ
BMWの歴史や哲学、BMWを中心としたライフスタイル・ツーリズム発信機能
BMWショールーム:運営者はGLIONグループ
路面に面したショールームを開設
GLIONグループのオフィス:GLIONグループ(BMWディーラーの親会社)の本社 約200名勤務
④住宅棟(5&8工区)
事業者:住友不動産、関電不動産開発 約36,000㎡(延べ床面積)/1棟 約350戸×2棟
商業施設としてオープンカフェ、生活利便店舗、クリニックなどが進出予定
LEPAN(ベーカリーカフェ)の進出は決定済
上の写真は現地に掲示の建築計画 設計&施工は前田建設
⑤駐車場棟(6工区)
事業者:SMBC信託銀行 約12,500㎡(延べ床面積) 約600台
BMWと連携し、BMW車などのレンタカー、カーシェアサービスを実施(運営はタイムズ24)
上の写真は三宮新港町計画(仮称)駐車場棟の工事に関する掲示
設計&施工は株式会社 内藤ハウス
上の写真は工事終了後の姿 俯瞰図(遠景) 出典:神戸市のWebサイト
上の写真は④住宅棟 ベイシティタワーズ神戸West ①文化施設棟 ②業務・商業棟
のイメージ図 出典:神戸市のWebサイト