昨日(2022年12月22日)、神戸ゆかりの美術館で「川西英 三つの百景」を観覧しました。
入口ホールでは「フェリシモ クリスマスアーカイブス コレクション」の展示がありました。
フェリシモはクリスマス文化の世界的研究家である英国のマリア・ヒューバート・スタウファー
伯爵夫人より約10万点のクリスマスに関わるコレクションを譲り受けた。
今回の展示はその一部を公開されたものです。
展示の写真を利用してクリスマスにふさわしい話題をお送りします。
その1として「サンタクロースはなぜ赤い服を着ているのか」
まずは展示されていたサンタクロースの写真を添付紹介します。
(下の3枚の写真)
展示会の基本情報
期間:2022年11月19日(土)~12月25日(日)
場所:神戸ファッション美術館 1Fエントランスホール(無料スペース)
営業時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
(月曜休館日、祝日の場合は開館、翌平日休館
アクセス:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
場所:神戸ファッション美術館 1Fエントランスホール(無料スペース)
営業時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
(月曜休館日、祝日の場合は開館、翌平日休館
アクセス:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
問い合わせ:078-858-0050
前置きが長くなってしまいましたが本題に話題を戻します。
以下は現地の説明板に書かれた内容を要約したものです。
サンタクロースは3世紀の聖人 聖ニコラス(271~343年頃) がそのルーツと言われています。
英語の「セント・ニコラウス」のオランダ語読みが「サンタ・クロース」なのです。
ニコラスは、小アジアのミュラという地で司教を務めたといわれており、
貧しい人を哀れみ、善行を行っており人々に愛され慕われていました。
その司教の正装である司教服は 「赤い色」をしており、キリスト教文化圏では
誰もが、司教と言えば赤い服を連想するほど常識化している。
そこで、聖ニコルスの昔より、サンタクロースは「赤い服」を着ていたのでした。
キリスト教では「司教」は自分の身を、そして命を投げうってでも人々の幸福に尽くす
ことが役目であるとされていました。
そこで、その覚悟を象徴する「血の色=赤」を司教服の色と定めていました。
サンタクロースが最早、司教ではなくなり、服装がすっかり変わってしまっても、
彼の「庇護」や「慈愛」を象徴する色「赤い色」だけは「愛」や「幸福」を願う
人々のいつの時代も変わらぬ想いを表している証として今日まで大切に受け継がれてきました。
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