2020年11月15日、加古川市の但陽信用金庫本店前でイアソンとドラゴン像(降魔大王像)
の彫刻作品(作者は仏彫刻家のランソン)を見つけましたので写真紹介します。
上の写真は加古川市加古川町溝之口の但陽信用金庫前に設置されている
彫刻作品「イアソンとドラゴン像(降魔大王像)」
作者は仏彫刻家のランソン(1851-1898)
上の写真は現地説明板 。そのまま転記しておきます。
イアソンとドラゴン像(降魔大王像)
ランソン(1851~1898) 仏彫刻家
イアソンの由来
イアソンはギリシャのイオルコスの都の王子であった。その父国王が年をとっているため
王位を継ぐはずであったが叔父のベリアスが王位を奪おうと幼いイアソンを山に捨てた。
しかしケンタウロス族(上半身が人間で下半身が馬である)のケイロンに拾われて育てられた。
やがて立派に成長したイアソンは父のもとイオルコスに帰ったが既に王位は叔父ペリアスの
ものになっていた。ペリアスはイアソンに最も危険な試練であるコルキスの金羊毛を取って
くることを条件に王位を譲ることを約束した。イアソンは勝れた兵士50人と途中幾度かの
苦難を乗り越えコルキスにたどり着いたがコルキスの国王は国の宝である金羊毛をとられては
大変とイアソンに数々の難題を言いつけた。しかしコルキスの王の娘であるメディアが
イアソンの妻にしてくれることを条件にその難題を魔法によって解決し金羊毛を手に入れる
ことが出来た。この像はその金羊毛を手にしているイアソンの像である。
但陽信用金庫所蔵
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