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日本最古の近代下水道 レンガ下水道の展示 in 神戸市埋蔵文化財センター on 2024-1-20

2024年02月16日 04時33分48秒 | 神戸情報
神戸市埋蔵文化財センターの企画展「神戸うつりかわる町とくらし4」の展示で
日本最古の近代下水道レンガ下水道の展示が有り、写真を撮りましたので紹介します。
撮影:2024年1月20日

上の2枚の写真は上述の展示におけるレンガ下水道の展示と写真



上の写真は神戸旧居留地15番の東側に常時展示されている旧神戸外国人居留地の下水道の下水管。 
撮影:2016年6月6日
円形と卵型の煉瓦造りの下水管で平成5年4月1日に作成の説明文があります。
説明文の内容は下記のとおりです。

旧神戸外国人居留地の下水道

神戸外国人居留地は慶応3年12月7日(1868年1月1日)の開港に併せて設けられました。
居留地の下水道は、神戸付近で焼かれたレンガを用いて円形管と卵型管が南北道路に沿って
6本1880mが施設された。明治5年(1872)ごろに完成されたものです。
近代下水道としては日本で一番古いもので、現在でもその一部が下水道の雨水幹線として
使われています。

旧神戸居留地煉瓦造下水道の基本情報
所在地:神戸市中央区浪花町15番地
設計:J.W.Hart(イギリス人技術者)
施工:J.W.Hart
竣工:明治5(1872)年頃 明治2年より着工
備考:国登録有形文化財 第28 - 0174号

神戸旧外国人居留地の浪速町筋と明石町筋に残る下水施設。
口径約90cm円形管90mと,口径60×46cm卵形管1.5mからなり、
いずれも煉瓦半枚厚。我国最初期の近代下水施設であるとともに,
最初期の煉瓦造構造物のひとつ。英国人技師ハートの設計。

総延長1880mの下水管の形式別の内訳は円型管810m卵型管は1,070m

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