2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。
姫路市林田町散策記シリーズの第7回として林田藩 藩校 敬業館講堂をお送りします。
シリ-ズ過去の訪問記
第1回 姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その1 林田陣屋跡(現聖ケ岡公園) - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
第2回 姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その2 林谷の医王山浄院薬師寺 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
第3回 姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その3 塩阜神水(しおおかしんすい) - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
上の写真は正面からみた林田藩 藩校 敬業館講堂
敬業館講堂の内部が公開されているのは日曜日と祝日のみであり当日は水曜日で見学できず。
平成4年(1992)に姫路市指定文化財となり、正面玄関には松平定信が書いた「敬業館」の
扁額が掲げられています。(当日、写真を撮れず)
播磨地方では11校の藩校があったが、現在では兵庫県下で唯一残る藩校となった。
上の写真は裏側から観た敬業館講堂の建物
上の写真は敬業館講堂の現地説明板
敬業館は寛政6年(1794)第7代の林田藩主建部政賢(1747~1818)が藩校として創設。
文久3年(1863)焼失したが、当時の藩財政の厳しい折ではあったがその重要性から
1年たらずで再建されたと伝わる。林田藩では、士族の子弟は8歳になると必ず入学し、
16歳で卒業した。また庶民の志願者にも入学を許可する制度がある全国でも珍しい藩校であった。
今回紹介する講堂の他に聖廟・練武場・学寮・文庫などの建物があったという。
現存するのは講堂のみで明治以降は小学校、村役場、公民館にも活用された。
講堂は表玄関を3ヶ所併置し、西にいくに従い形式を簡略化している。
藩主・教授・弟子または武家の格式などによる使い分けであり、内部も大広間と
東側三室に長押を廻して格付けされている。
所在地の住所は姫路市林田町林田13(姫路市役所林田出張所、林田公民館 付近です。
Goo地図を添付しておきます。
上の写真は林田藩校敬業館敷地跡の石碑
背後の建物は姫路市役所林田出張所、姫路市立林田公民館
上の写真は敬業館講堂の西側に建つ建部神社の鳥居
写真で右手が敬業館講堂で左手が林田中学校
林田大庄屋旧三木家住宅の公式サイトに敬業館講堂について詳しく解説されていたのでリンク
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます