2020年7月22日、明石公園内の兵庫県立図書館に出かけていました。
その時に、ローンボウルス前のパーゴラの写真を撮りましたので紹介します。
上の3枚の写真は明石公園 ローンボウルス前のパーゴラの遠景、中景、近景
明石公園は大正7年(1918)に兵庫県が御料地を借り受けたことに始まります。
大正11年(1922)に剛ノ池、桜堀の南側一帯の整備工事が始まり競技場や園路
が造られました。昭和4年(1929)には明石城跡全域の整備が計画され昭和10年
(1935)に完成しました。パーゴラはこの時に園路の整備に合わせて数か所に
設けられました。
上の写真のパーゴラはその中でも規模の大きいものです。
ローンボウルス場付近にはかって音楽堂があり、音楽堂の前面、剛ノ池を
見渡せるところに設置されたものです。
延長約32m、幅2.7m、高さ約3mで片側8本、16本のコンクリートの柱で
支えられています。現在、天井は波板で覆われています。
景色がいいので現在も、たくさんの人が利用しています。
パーゴラについてWikipediaより語彙の説明を引用紹介します。
パーゴラ(pergola)は、住宅の軒先や庭に設ける、つる性の植物を絡ませる木材
などで組んだ棚。日陰棚(ひかげだな)、つる棚、緑廊(りょくろう)のこと。
日本では藤棚(Wisteria)が一般的である。建築用語のひとつ。
パーゴラとは、もともとイタリアでぶどう棚をさした言葉。
それがテラスの上部に組む棚をさす意味となり、植物をはわせることによって
日陰をつくり、ティータイムなどを楽しむくつろぎの場となったり、
ガーデニングの立体的な景観を楽しむものとなったといわれる。
上の写真はパーゴラの設置場所を示したものです。
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