12月8日(木)、義母が亡くなりました。享年98歳、30年ほど前に大病を患い、その後、身体に深刻な障害が残りましたが、昨年にはカジマヤーのお祝いができるほど長生きしてくれました。
私たちと一緒に暮らすようになって21年。9年前には、無理を聞いて沖縄への移住にも同意してくれました。もの静かで優しい義母でした。
10日(土)の告別式(家族葬)を終え、やっと一段落したところです。あと、片付けが終れば、また高江に復帰します。
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12日(月)は、1年前、シュワブゲート前にコンクリートブロックを積んだ件で、今頃になって逮捕された4人の拘留理由開示公判。多くの人が裁判所に駆けつけた。
私はKさんの公判を傍聴。元気そうなので安心した。それにしても、裁判官が拘留を認めたという理由にはあきれた。Kさんの容疑に結びついた証拠はほとんどない。傍聴席から、怒りのヤジが起こったのも当然だ。
(裁判所前で事前集会)
ところが、裁判所で傍聴を待っている時に、最高裁が今月20日に辺野古訴訟の判決を出すというニュースが入った。今の司法の現状から、期待はしていなかったが、あまりに早い判決だ。
すぐにテレビ社などのインタビューを受ける。「埋立承認の取消し訴訟で敗訴しても、知事にはまだまだ埋立を許さないためのいくつもの権限がある。知事が毅然と対応する限り、辺野古の埋立は絶対にできない」と答えた。
それでも、22日の北部訓練場の部分返還の式典より前に辺野古訴訟の最高裁判決が出るとは思わなかった。あまりに露骨な政治的な判決と言わざるを得ない。