(高江 N4ゲートの座り込みテント)
今日(1日)は、午前5時半、いつものように大山ゲートに向かうつれあいをバス停まで送り、私は、高速道路を飛ばして高江に向かう。途中で2人をひらい、午前8時前に現地に着いた。
すぐに県道沿いの監視グループに合流。作業員や防衛局職員らが来ないか、監視を続ける。それにしても今朝は好天で、吹く風も心地よい。イタジイの森でも、新緑が次第に始まっている。少し前までの、あの寒さがもう嘘のようだ。これからやんばるは、最も素晴らしい季節に入る。
午前9時頃、N4のヘリパッド工事現場で作業が始まったという連絡が入った。今日もやられたのか。西側の山からの進入路、そして県道70号線での監視を続けているので、どうも、作業員らは演習場の中で泊まり込んで作業を続けているようだ。
(N4ゲート内の作業現場。昨日、シートが張られたので、内部は見渡せない。)
午前11時、「住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄」の人たちが、東村の伊集村長への要請行動をするというので、参加させてもらった。今日の要請は、赤土流出の調査と対策、そしてオスプレイパッド建設工事の即時中止を求めるものだ。
(東村の役場には、オスプレイ配備撤回の幟があがっていた。それなら、何故、オスプレイの離発着帯の工事に反対できないのか?)
(話し合いに応じた伊集東村長)
要請書を読み上げた後、N4の工事現場で起こった崩落事故の説明をする。しばらく話を聞いていた村長は、すぐに、同席していた課長に対して、「村としても立入調査をしたいと、今日にでも防衛局に連絡をするように」と指示した。そして私たちに向かっても、「赤土流出事故については、住民の立場に立って抗議行動をしていきたい。そのためにも、中に入って調べたい。」と言明した。あまりの早い決断にこちらの方が驚く。
また、村長も、先日の県内41市町村長の東京行動に行ったのだが、その感想を問われると、「3000名ほどの集会の予定だったが、4000名も集まって感動しました。オスプレイについては、断固反対です。」と答えた。しかし、高江でのオスプレイパッドの工事については、「北部演習場の過半の返還のために、ヘリパッド工事については容認の立場に変わりはない。」と繰り返すのみだった。