チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

天草の辺野古土砂搬出反対全国連絡協の総会に150名が参加

2016年10月02日 | 沖縄日記・辺野古

  9月30日(金)、高江の動きが気になるが、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会(土砂全協)の総会に出席するため福岡経由で天草へ入った。土砂全協は「どの故郷にも戦争に使う土砂は一粒もない」として、辺野古埋立の土砂の採取地の市民団体でつくられた組織で、何回のもの学習会や署名活動など積極的な活動をされている。私も、4月に名護市での学習交流会で辺野古新基地建設事業における土砂問題についてお話をさせていただいた。今回も総会の後の講演会で話をせよということでお招きいだだいたのだ。

 1日(土)は午前中、役員会。午後からの総会には13都府県から50名ほどが参加。各地の活発な活動報告に拍手や笑い声が続く。なんと私は、阿部悦子さんに推薦されて、「顧問」の一人に選出された。湯浅一郎先生や向井宏先生のように学者でも研究者でもないので身に余る役職だが、あるいは元土木技術者としてお役に立てるかもしれないということでお受けさせていただいた。

      (浦島悦子さんの講演「ジュゴンの海に抱かれて」)

 総会の後は、会場を変えてコンサートと講演会。150人ほどが参加。私も「辺野古の現状と土砂搬出反対運動に期待するもの」と題してお話をさせていただいた。特に、沖縄県の土砂条例の最初の適用例となった那覇空港第2滑走路増設事業における奄美大島からの石材の搬入について、県や内閣府沖縄総合事務局への開示請求で入手した資料をもとに、その実態と県条例の課題等について説明をした。 

          (13都府県から50名が参加した総会)

 2日(日)は、午前中、船で御所浦の土砂採取地の見学に行く予定だったが、私は台風が近づいているため、フライトを変更して急いで沖縄に戻った。

 

 29日は防衛省・警察庁交渉で東京。そして30日から今日まで天草ということでしばらく高江現地から離れている。天草にいる間も、高江のことが気が気ではなかった。特に1日(土)の早朝、現場に入っている市民らに対する不当弾圧があるかもしれないという情報が入り、何人もと電話で連絡を取り続けた。結局、この日は、N1裏から約30名、N1ゲートからなんと約100名、さらに別ルートからG地区にも10名ほどが中に入ったという。機動隊、防衛局は手を出すことができなかった。緊迫した状況の中で、それでも工事を止めたいとこれだけ多くの人たちが行動に参加したのだから素晴らしいことだ。

 

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