5月6日(金)、毎週金曜日は沖縄平和市民連絡会の辺野古便の運転。今日も3名の方から申込みがあった。今月からは、嘉手納のゲート前での抗議行動に参加してから辺野古に向かうことにしている。
今日は、嘉手納の前の抗議行動に110名の人たちが集まった。Mさんがマイクを握り、米軍に接収される前の嘉手納の様子、そして嘉手納の爆音被害の実態等についてを話しされた。ダグラス・ラミスさんは、いつものように英語でアピール。中の米兵らは聞こえていないはずはないが、いったいどんな思いで元海兵隊員の話を聞いているのだろうか。いずれにしろ県民の怒りがとうとう嘉手納基地にも向かい始めたということは、米軍・米政府を震撼させていくだろう。
(ダグラス・ラミスさん)
嘉手納の抗議行動を午前9時に終え、辺野古へ。今朝は、フロートの撤去作業が始まっているという。4月30日以来の撤去作業だ。
午後、ゲート前集会に顔を出すと、すぐに博治さんに指名されてマイクを握った。最近は、「設計概要変更申請を知事が許可しなければ防衛局は埋立工事に入ることはできない。今後の裁判の帰趨がどうあれ、知事が毅然と対応する限り、新基地建設事業は頓挫する」ということを主に話をしているが、今日は、埋立土砂の問題について説明した。「埋立土砂の採取場所、採取量の変更」は、埋立承認の際の留意事項で、知事の承認事項となっている。土砂の問題でも、知事が認めなければ埋立工事は進めることができないのだ。
私が話をしている頃から、基地の中の軍警たちが望遠レンズやビデオで露骨にこちらの様子を撮影し始めた。博治さんがマイクで注意しても、止めようとしない。ついに博治さんが激昂、撮影を止めさせるために基地のフェンスにブルーシートを貼ろうということとなった。
皆で、ブルーシートを一面に張り、メインゲート前で抗議の座り込みに入った。米兵らの車両も基地から出さない。しばらくすると中から機動隊員らが出てきて強制排除を始めた。
ゲート内の軍警は、ピストルを装備している。県民の抗議行動を監視するのに、何故、銃を携行する必要があるのか。
夕刻、大急ぎで県庁に行き、土砂規制条例に関する文書の公開請求を行った。