21日(月)はそのまま辺野古に泊まった。22日(火)の早朝6時、シュワブ基地ゲート前の座り込みに行く。
昨日、警視庁の機動隊が沖縄を離れ、今日も作業車両は1台も来ない。年末が近づき、防衛局は作業の一時休止に入ったのだろうか。
ゲート前の集会では、阿部悦子「辺野古土砂搬出反対・全国連絡協議会」共同代表が挨拶をされた。辺野古への土砂持ち込みを許さない運動が各地で進んでいるという報告に大きな拍手が湧き上がった。
私も、博治さんに、「現在の工事の状況について説明したてくれ」とマイクを渡される。海上ボーリング調査の現状、11月末に持ち込まれた大型コンクリートブロック、そして大浦湾沿岸部で始まった工事用仮設道路の現状などについて、事業は決して防衛局の思惑通りに進んでいない、むしろ防衛局は八方塞がりの状況にあることを報告した。
ゲート前から浜の第2テントに降り、海上行動の様子を聞く。その後、瀬嵩の灯台跡の丘に登り、大浦湾の状況を見た。
長島の手前の海上ボーリング調査の台船に向かってカヌー隊や船団が抗議行動をしているのが望まれた。後で聞くと、この時間、カヌー隊がフロートを超えて突入したようだ。
現在行われている2ケ所でボーリング調査は終了する。海上ボーリング調査が終わると、防衛局は大浦湾に張り巡らせているフロートやオイルフェンスを撤去しなければならない。翁長知事は、県民会議の要請に答え、「ボーリング調査終了後はフロート撤去を指示する」、「撤去しない場合はしかるべき対策を講じる」と記者会見で再三言明している(本年5月18日、6月18日)。年が明けるとこの問題が大きな焦点となるだろう。
(シュワブ沿岸部での「付替道路」工事現場でも作業の動きはない。)