ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・重松清 「かあちゃん」

2012-08-16 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                     読書備忘録 

            かあちゃん (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
同僚を巻き添えに、自らも交通事故で死んだ父の罪を背負い、生涯自分に、笑うことも、幸せになることも禁じたおふくろ。いじめの傍観者だった日々の焦りと苦しみを、うまく伝えられない僕。精いっぱい「母ちゃん」を生きる女性と、言葉にできない母への思いを抱える子どもたち。著者が初めて描く「母と子」の物語。

 第一章から第八章まで主人公がみんな違います。でも、繋がっているひとつのお話

「ただだまって誰かに話を聞いて欲しい・・・よけいなことを言ってほしくない。」

私はよけいなことばかり言います。そうですか。わかりました。

第八章 アゲイン、アゲイン 
電車で読んだら大変な事になったはず。かろうじてお家で・・・

子育て中、どうでもいい煽り本を読んでは、あっち向いたり、こっち向いたりしておろおろしていた。今、思うと本当にどうでもいい本だった。当時は本の通りにいかないと何でっ!?
そんなのは当たり前。子供はみんな違うんだから。が、そのときはね。
近所に幼稚園の先生をしていた人がいたけれど、やっぱり本と一緒で、えーまだ出来ないの?遅いよー!えーまだぁ~・・・そんなこんなで不安を煽られていた。

そのときにこういう本を読んでいたら・・・赤ちゃんのことが書いてあるわけではないけれど、子育てHow to本よりずっと心の勉強が出来る。

重松作品です。


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