本・大崎梢 「サイン会はいかが?」

2012-08-08 06:12:48 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれるさまざまな謎に取り組んでいく。表題作を含む五編を収録した人気の本格書店ミステリ、シリーズ第三弾。

 ほんわかミステリー・・・

 取り寄せトラップ
こんなトラブルがあるのですか? すごいね犯人探しす書店のバイト。掛け軸が横山大観かも?それにしても手の込んだことをして・・・

 君と語る永遠
小学生の広希のお話。広辞苑と広希、お父さんとの思い出を探して家出。心温まるお話。

 バイト金森くんの告白
バイト金森くんは勘違いをしていましたぁー!

 サイン会はいかが?
長いこと根に持っていたって事?親友だったのに・・・小さい秋みつけた の3番の歌詞。
3番までは覚えていないな~。はぜの葉 波瀬さん・・・

(三)誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
   ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
   昔の昔の 風見の鳥の  ぼやけたとさかに
   はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色
   ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

 ヤギさんの忘れもの
書店員さんとこんなに仲良しに。青森はちと遠いけれど・・・常連客の老人、蔵本さんとパート書店員 名取さん。童謡 白ヤギさんからお手紙~♪ がヒント!


坂木司さんの解説に紙の本のお話が書かれています。そして本屋さんが好きならば、できれば地元の書店でお買い上げをしてあげて下さい。と・・・

すいません  本は会社で頼むと割引料金で手に入ります。そして私は物を置くのが苦手なので図書館で借りるという、知恵をつけました。
が・・・働き人と居候の部屋は図書室のようになっています。高原の家には、ちっこいマンションに入りきらない本がどっさり。  になった時に残された人はどうする? そんな感の我が家ですが・・・それでも、いいですか?
風の通りを阻むように置かれた本棚が迷路ようで、繊細さに欠ける私は努めて立ち入らないようにしています。うっかりしていると床に積んである本を蹴飛ばしながら歩いてしまいますから・・・

 図書館で借りたこの文庫本は・・・「水濡れ痕、歪み、シワあり」のシールが張ってあって、ふっくらと膨れていました。

私は以前、本のページをめくるごとに挟まっていた、  アンタは変質者かっ! ってものを発見し、こんな本読めません。ホラ、見てください。とお返ししたことがあります。
食べかすが挟まっていたり、変なものがくっついていたり・・・ちょっとあなた大丈夫?と、どこのどなたさんか存じ上げませんが、お尋ねしたくなったことも・・・

だったら、買って読めばいいじゃん!そう、その通り。まっさらな本は気持ちいいのは先刻承知の助。が・・・買わない。で・・・図書館に付箋をつけて、ちょっと、これ~と、やる。そうするとこういうシールが貼られてふたたび貸し出し。酷いのはどうするのでしょうね?今度聞いてみよっ!

先日はメモを片手に、何ページね、ほらここ。それから次・・・と丁寧にずいぶんたくさんお知らせしていた老紳士がいらした。だいたい図書館の本に線をひくなんて言語道断!と、私は後ろでプリプリ。

貸し出し窓口で、予約してあった本が出てきた時にあまりに汚い本だから、あーこれ汚いからいいです。って即返却していた方を見たことがある。今度私もやるから~と、構えていると、案外最近は綺麗な本が来るの。

図書館の本は市民みんなのものですからね。大切に扱って下さいましな。と、思ったのです。


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下関 山口銀行旧本店

2012-08-08 05:52:16 | まとめて 国内の旅




   

   

   

   








遠方からと驚かれ、とてもご親切に隅々まで案内していただきました。ありがとうございました。

「三井銀行下関支店として、商都下関の繁栄の象徴であった旧銀行街の一角に建てられた建物です。あたりには当時、横浜正金銀行下関支店、住友銀行下関支店などの洋式建築が建ち並んでいました。
 銀行建築の名手と謳われた長野宇平治の古典主義銀行建築の代表作でもあります。長野の建築の特徴は古典主義を忠実に取り入れることで、この建物においても、御影石の正面外壁、フルーティング(縦みぞ)が施されイオニア式とコリント式を組み合わせた柱頭をもつピラスター(付け柱)、正面窓上部の午頭彫刻、頂部に置かれた大きな櫛型のペディメント(妻飾り)、軒上の壷など、古典主義建築の魅力が随所に伺え、迫力に満ちたものとなっています。内部は2層吹き抜けの営業室を中心として、周囲に歩廊が巡っています。建物は、三井銀行が昭和8年に百十銀行に営業権を譲渡後その本店となり、昭和19年には県下6つの本店銀行が統合して山口銀行が創立され、その本店となりました。昭和40年に新本店が完成した後は同銀行の支店や別館となるなど変遷を重ねました。平成17年10月、山口県有形文化財に指定。

概要 建設:1920年(大正9年)設計:長野宇平治 施工:竹中工務店 構造:煉瓦及び鉄筋コンクリート造2階建、地下1階、延床面積約995㎡」下関市ホームページより

山口銀行ホームページで詳しく紹介されています。
http://www.yamaguchibank.co.jp/portal/special/museum/old-office.html


 2/25~2/26 週末1泊2日の旅  

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